MarsEdit内で記事の改行が反映されなくなってしまった時の対処法
「MarsEdit」で最新の記事情報を取得し、少し前に書いた記事を手入れしようと過去記事を開いた時にその問題は起きた。なぜか「MarsEdit」内の記事作成画面の改行がすべて取り除かれ本文がぎゅっとした状態になっていた。
またMarsEditの改行が死んだ。。。
— g.O.R.i (@planetofgori) 2016年6月3日
……こうなっていたのだ。悲劇としか言いようがない。この状態で記事執筆するのは極めて難しい。
なお、この時、ブラウザで直接管理画面を開くと問題ない。つまり、「MarsEdit」側で改行コードを妨げる記述や誤字などがあり、それがきっかけとなり表示崩れが起きていると考えられる。
何度か経験しその都度乗り越えているのだが、記事化はしていなかったのでこの機会に僕の対処法をまとめておく!
同期本数を減らし、原因となる記述を探し出せ!
これまで何度かこの問題を経験してきたため、基本的な対処法は把握している。同様の症状の対処法を調べてみると「functions.php」の改行を指摘する声が多かったが、そもそも裏周りのコードをいじっていなかったのでそのようなファイルが表示崩れのトリガーになっているとは考えづらい。
そこで辿り着いたのが特殊文字の混入。
いつの間に混入したのか「へんな記号のような、特殊文字のような文字(?)」が、ある記事に入っていました。これを削除したところ解決しました。
(途中略)
ちなみに、記事上では表示されていませんでした。表示できないのか。ソースを見ると謎の文字があるという状態でした。
via MarsEdit などのブログエディタで WordPress から過去記事が正常に取得できなくなった場合の対処法 | R
これならバシバシとキーボードを叩いているうちに誤って謎の特殊文字を打ってしまい、表示崩れに繋がったという可能性はある。そこで僕が取った手順はこちら:
1. 同期する記事本数を制限する
過去の経験から、1つの記事に書かれている目に見えない特殊文字があると考えられる。そのため、とある記事がきっかけですべての記事の表示を崩している可能性が高いため、まずは「MarsEdit」側で同期する記事の本数を減らし、表示崩れを引き起こしている記事を探す。
僕の場合、最新記事3本を同期した時は問題なかったが、4本同期した瞬間に全体が崩れることが確認でき、4本目の記事に問題があることが明らかになった。その記事が以下。
2. 問題のある記述を探し出す
特殊文字であればエディタなどで表示した際に表示されると思われるが、今回はなぜか何も表示されず。そこで、仕方なく元記事の一部を消しては同期し、問題の記述がある場所を探すことに。公開済みの記事なのでハッキリ言って全くオススメできないが、エディタで発見できないので仕方ない。
「MarsEdit」」で同期する → 表示崩れが起きるかどうかを確認する」というフローで問題のある記述を発見。その結果、この箇所に問題があることが判明した。
これを消した瞬間、見事表示崩れが解消!原因はコイツだった!
同期本数を減らす or 頻繁に同期する が大事!
ただし、エディタに入れても特殊文字らしきものは表示されず、何が問題だったのかもさっぱり分からないというのは少々後味が悪い。とは言え、無事表示崩れの原因を掴むことができたのでこの記事もめでたく「MarsEdit」で書くことができている。
僕は一度「MarsEdit」で記事を書き上げ、ブラウザ上で最後の確認をしてから公開する。そのため、手動で同期しない限り、既に公開済みの記事が「MarsEdit」上では「Draft Post」として表示されていることも多い。
これまでは気が向いた時に同期していたが、改行コード取得失敗による表示崩れを経験してからは万が一のことを考えて記事を数本更新してからすぐに「MarsEdit」を最新状態に同期する癖を付けるようにしていた。問題を引き起こしている記述がある記事を発見する手間を多少省くことができるからだ。
同期前までは表示崩れがなく、同期後に表示崩れが発生した場合、同期した際に「Draft Post」から「Published Post」に表示が切り替わった記事に問題があったと目星を付けることができるからだ(記事を公開済みの場合)。
もし「MarsEdit」側の改行がすべて崩れてしまい困っている人がいたら上記方法で「特殊文字」「謎の改行」「文字化け」などを探してみるべし!
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2016.6.4