ちょっと理解できない、ジムで見かける謎行動10選
僕のストレス発散方法はジムに通うこと。現在は週に5日通い、部位別にトレーニングを行っている。数年前より体重も増え、体格も大きくなってきたように思える。
毎日のように通っていると、たまに「なんでわざわざジムにまで来てそんなことをしているんだ?」という人や「それ意味あるのか?」という人、「それはさすがに止めた方が良いのでは?」と感じる謎の行動を取る人を見かける。
本記事ではちょっと理解できないジムで見かける謎行動としてそれらを紹介したいと思う。
ジムの使い方は自由だが、「みんなのジム」であることを忘れずに
1. トレーニング器具を専有したまま世間話をエンドレスにする人
理解できないというよりはちょっとした迷惑行為だと思うのだが、多くの人が使いたいと思うトレーニング台やトレーニング器具を専有したまま、近くに来た知人と何分も話し続けるのは一体どういうことだ。
スタバ行けよ!
誰にも迷惑をかけていない空いている時間帯であれば問題ないかもしれない。ちなみに、そのような人は「それ、使いたいです!」と話しかけてみると、意外とあっさり代わってくれたりする。
ただ、明らかに混んでいる時にそのような行動はちょっと理解できない。トレーニングはダラダラやらずに限られた時間で集中した方が良いと聞いているぞ!
2. トレーニング途中にひたすらスマホをいじる人
世間話をしている人と同じだが、トレーニングの合間に長い時間スマホを見ている人も少なくない。
やはり若い子に多く、スマホを見ること自体は全く否定するつもりもないが、たまに一ゲームを終えるまでトレーニングを再開しない人もいて、「ゲームするのかトレーニングするのかどっちかにしろ」と思うことがある。
ちなみに僕はインターバル途中でスマホを触ることも、トレーニングの合間にスマホを触ることも特に問題視していない。僕自身も妻からの連絡や仕事の連絡は良識の範囲内でササッと返すこともある。
最近はトレーニングアプリを使っている人もいるので、スマホをトレーニング中に禁止する必要はまったくないと思っている。
3. インターバル中に歩きスマホしながらウロウロする人
全く理解できないのは、トレーニングのインターバル途中で歩きスマホをしながらフリーウェイトエリアをウロウロする人。ハッキリ言って危険な上に邪魔なので今すぐやめてほしい。
4. 自己顕示欲高めの筋肉おじさん「いやぁ今日も腕がパンパンだ」
写真はパルンボ井若さん
僕は毎日のように通っているので、ある種ジムの常連客のような存在だ。同じ時間帯にいる人は定年退職したおじさんばかりだが、いつも顔を合わせるので割と仲良しになった。
中でもとあるおじさんとはよくトレーニングの時間帯が被るのだが、そのおじさんは毎回「いやぁ今日も腕がパンパンだ」「いやぁ今日も腕がいい感じだ」と言ってくる。
良かった、良かった。とても嬉しそうだ。
ただ、その報告、僕には不要だ。嬉しいのは分かるが、僕のトレーニングを止めてまで報告することではない。
5. ケーブルマシーンに追加でダンベルを載せてケーブルを切って壊す人
僕の通っているジムでは何回もあるのだが、高重量を扱いたい人たちがケーブルマシーンに追加でダンベルなどを載せ、ケーブルが耐えきれずに切れる、ということが過去に何回もある。何回も、何回も。
冷静に考えてケーブルが用意されているウェイト以上の重量を扱える強度に設計されているとは考えられず、過去に何回も壊れているのを目の当たりにしているはずなので使う方も学習して欲しい。
ただ、確かにウェイトが足りないのは分からなくもない。残念ながらマシーンそのものを買い換える予定はなさそうなので、また数カ月後に故障するんだろうなあ。
6. トレーニングしたマシーンを拭かずに去る人
自分が使用したトレーニングマシーンは使用後、用意されているタオルなどで汗を拭き取るのが礼儀だと思っている。仮に汗だくじゃなかったとしても、拭くことで周りに「このトレーニング器具、使い終えました」とアピールすることができる。
たまにトレーニング器具を拭かずに去る人がいる。拭いてくれ、頼む。あなたが思っているより汗かいてるんだよ!
7. トレーニングマシーンのウェイトを外さずに去る人
フリーウェイトでウェイトを外さずに去る人がいる。終わったのか終わっていないのか判断しづらいので困る上に、終わったのであれば自分で戻してほしい。
ただ、これは僕のジムでは健康目的で通っているおばちゃんに多いため、別のトレーニングをしていることを確認したら僕が勝手に戻すようにしている。ジムに通って健康的に過ごしているだけであっぱれ!
8. リストストラップをとりあえずキープする人
僕のジムには共有で利用できる各種サポーターが用意されている。たまにリストストラップを付けたまま使っていない人がいるのだが、共有物なので使っていないのであれば使うまで置いておいてほしい。
これも、大抵は「使うまで使わせてもらえないですか?」と聞くとあっさり使わせてもらえる。怒る前に打診してみることがおすすめ。
ちなみに僕は先日、ワークアウトハッカーで紹介されていたSchiekのリフティングベルトを購入し、Schiekのリストラップとゴールドジムのパワーグリッププロを購入したので、特に借りる必要がなくなった。やはり自分専用のものがあった方が良い。
9. ガシャンガシャンうるさい人
どこにでもいるが、音が大きい方が格好いいと勘違いしているのではないかと思うほど大きい音を立てながらトレーニングをしている人がいる。ウェイトは静かに扱った方が、結果的に筋肉の細部まで刺激することができ、より効果を高めることができると思う。
トレーニング中だけではない。トレーニング用のウェイトを戻す時に勢いよく戻して大きい音を立てる人は、僕のジムでは多い。トレーニング中は限界ギリギリでウェイトを上げているので音が大きくなってしまう、というのは理解できるが、ウェイトを戻す時にうるさいのは全く理解できない。
ウェイトありきでトレーニングができるので、もっとウェイトを大事に扱ってもらいたいものである。
10. 頼んでもないので「こうやれ」とトレーニングを指示する人
正直これを体験したときには本当にビックリしたのだが、極稀にトレーニングを教えたがる素人がいる。確かにナイスボディかもしれないが、特定のトレーニングをやるように指示される筋合いはない。
間違ったフォームをやっている時に訂正してもらえるのはありがたいが、肩トレをしているのに「腕が細いからこのアームカールをやったほうが良い」と言われたときには動揺した。あと、腕が細いとか、余計なお世話だから!今にも見てろおっさん!
幸いにも僕のジムには何年も通い続けているスーパーマッチョおじさんが大量に生息し、休憩中に話しかけると快くトレーニングのやり方を解説してくれる。指示されるのは驚いたが、長年の知見を惜しみなく教えてくれるのはありがたい。
変な人もいるが、ジムは僕にとって憩いの場
10個もないかなと思いながら書いてみたが、意外とあっさり10個出てきた。これはあくまでも僕が通っているジムだけの話なので、他の人の経験談を合わせるともっとありそうだ。
変な人もいるジムだが、やはり身体を動かすこと、仕事以外のことに熱中すること、PDCAを回しながら結果がすぐに可視化されることは筋トレの魅力であり、ジムに通っているからこそ、体験できている。
ジムに行く暇がない、ジムは金が掛かる、ジムはなんとなく行きづらい、という声も聞くが、ジムという「運動するための場」に身を置くことによって強制的に運動し、続けることができれば心身ともに健康的になるはず!最近は個室パーソナルトレーニングジムも増えてきたので、周りに見られるのが苦手な人はそういうジムを選んでも良いかもしれない。
今日は脚トレの日。先週を上回る高重量を扱うことを目指して頑張るぞ!