「iOS 7」によって殺されたサードパーティ製のアプリ10選
「iOS 7」はこれまでにないほど大幅なリニューアルとなっている。テンションの上がるような新機能が盛り沢山だったが、新機能のリリースは時にはサードパーティ製アプリの死を意味する。
今回「iOS 7」の発表によってこの先の未来が危ぶまれているサードパーティ製のアプリ10選を紹介する!
これらのアプリの今後はどうなる?!
「iCloud Keychain」に殺された1Password
まず、タイムライン上でも多くの人が言及していたパスワード管理ツール1Password。提供されている機能がそのまま「iCloud Keychain」として用意されるようだ。
Google Chromeをメインのブラウザとして使う分にはまだまだ1Passwordが活躍する場はありそうだが、もしSafariをメインでブラウザとして使っているのであればiCloud Keychainで十分かもしれない。
iOS純正天気アプリに殺されたサードパーティ製天気アプリ
「iOS 7」の天気アプリはとにかく美しい。グラフィカルで見やすく、機能性も十分。これまでの使い勝手も機能性もイマイチな純正天気アプリとは違ってこれで十分事足りるはず。サードパーティ製のお天気アプリも起動することがなくなってしまうだろう。
「Control Center」に殺されたサードパーティ製懐中電灯アプリ
Wi-FiやBluetoothのオン・オフを簡単に切り替えることができる「Control Center」。ワンタップでLEDフラッシュを点灯させることができるのだが、これさえあればApp Storeに公開されている各種懐中電灯アプリは不要。下からスワイプアップして懐中電灯をタップすればすぐにLEDが起動する。
ちなみにControl Centerの登場によってシステム環境設定に素早くアクセスできるJailbreak Tweakも不要になった。この便利さを忘れられなくて絶えず脱獄している人がいるほどなので「iOS 7」のリリース後、脱獄ユーザーが一気に減りそうだ。
「iTunes Radio」に殺されたPandora
国内ではまだ利用できないが、iTunes RadioはPandoraと提供サービスが酷似している。すぐに効果は出ないと思うが、気を付けないとAppleにユーザーを持っていかれる可能性は高い。
また、音楽ストリーミングサービスと言えばSpotifyやRdioもあるが、iTunes Radioが提供していないサービスを持っていることから現段階では大丈夫そうだ。
Safariに(また)殺されたInstapaper
iOS 6発表時もSafariのReading List機能で終わったと言われていたInstapaper。前回より更にパワーアップしているため、かなり肩身が狭くなってきているように見える。この先の戦い方が気になる。
iOS純正マルチタスクに殺された「Auxo」
マルチタスクを劇的に改善してくれるJailbreak Tweak「Auxo」も「iOS 7」がリリースされてしまえば不要になる。そもそも今後はJailbreakする必要自体、無さそう…。
「FaceTime audio」に殺されたSkype
Skypeはもう不要だ。「FaceTime audio」があればいちいち別のアプリを起動することなく、電話帳から直接無料で音声通話が可能になる。
純正コンパスアプリに殺されたサードパーティ製水平器アプリ
「iOS 7」のコンパスアプリには水平器機能が内蔵されているようだ。ただでさえマニアックな機能を持つアプリをあえて買う理由は無さそうだ。
InstashareとBumpの代わりにAirDrop
ファイルを簡単に共有することができるInstashareとBump。どちらもAirDropとという強烈な刺客によって不要なアプリとなってしまった。