【レビュー】Anker PowerCore III 10000 Wireless:ワイヤレス充電機能付きモバイルバッテリー
ケーブルが手元にない時、端子が濡れて使用できない時、ワイヤレス充電機能があることで救われるかもしれない
Ankerが、Qi認証取得済みの最大10W出力ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー「Anker PowerCore III 10000 Wireless」を発売した。最大18W出力のUSB-AとUSB-Cポートを搭載しており、最大3台のデバイスを同時に急速充電が可能だという。
1台提供してもらったので、3台のiPhoneを同時に充電し電池残量を計測してみた。
iPhone 12を2回以上充電できる、電池容量10,000mAhのバッテリー
Anker PowerCore III 10000 Wirelessの電池容量は10,000mAh。iPhone 12を2回以上充電できる。サイズは151.80 x 68.4 x 18.7mm、重さは約243g。
側面にUSB-Cポート、USB-Aポート、電源ボタンがまとめて搭載されている。
電池残量が0%のiPhone 8、29%のiPhone 12 Pro Max、6%のiPhone 12 miniを同時に充電してみた。iPhone 8はUSB-A(最大18W)、iPhone 12 Pro MaxはUSB-C(最大18W)、iPhone 12 miniはワイヤレス充電(最大7.5W)で充電している。
約1時間後の電池残量は以下のとおり。iPhone 8は+53%、iPhone 12 Pro Maxは+46%、iPhone 12 miniは+40%回復。電池残量が低い端末への出力が高くなる傾向にあるが、ワイヤレス充電も出力が制限される中で健闘している。
iPhone 8 (USB-A) |
iPhone 12 Pro Max (USB-C) |
iPhone 12 mini (Qi) |
|
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充電スタート | 0% | 29% | 6% |
47分経過後 | 36% | 62% | 36% |
67分経過後 | 53% | 75% | 46% |
USB-CとUSB-Aポートがある中、あえて最大出力の低いワイヤレス充電を使用するメリットはない。充電時間は短ければ短いほうが身軽だ。まずはUSB-C、次にUSB-Aの順番で使用しよう。
しかしケーブルが手元にないが電池がなくなりそう、という状況になるかもしれない。Lightningポートが濡れていてケーブルが使用できないこともあるだろう。Anker PowerCore III 10000 Wirelessがあれば、万が一の時にでもiPhoneが充電できる。思いも寄らないときに、電池切れから救ってくれるかもしれない。
個人的にですけど、モバイルバッテリーは出先で急を要する場合が多いので、最短で最大に充電したいこともあってケーブル派ですね。
一方でケーブル忘れには有効と思いました。最近は小物入れでまとめてカバンに入れているので忘れたことないですが。
SUBAMTというところが、なんとMagSafe対応のモバイルバッテリーを出しているようですね。便利そうだったので一個買っちゃいました
https://smhn.info/202012-subamt-magsafe-battery-review
他社のほとんど同じスペックの正方形型のを持ってますけど、ケーブルを出す事が面倒な時があるので割とワイヤレス機能を使います。
これはスマホと同じ縦長なので収納しやすそうですねえ。
買っちゃうかも知れません