Apple、ARに関するプロジェクトに1,000人以上のエンジニアをアサイン?!iPhone 8に搭載される?!
やはりiPhone 8の内向きカメラは劇的に進化し、AR(拡張現実)関連機能が用意されるのだろうか?!
UBSのアナリストSteven Milunovich氏が業界筋から得た情報によると、AppleはイスラエルにてARに関するプロジェクトに1,000人以上のエンジニアをアサインしているとBusiness Insiderが報じている!
3Dマッピング機能、ARアプリ開発キットも提供か
今はVRの方が話題になっているかもしれないが、AppleはARに注力していることは明白。
2013年11月にはKinectのセンサーを作った3Dセンサー開発企業「PrimeSense」を買収し、今年2月半ばには顔認証技術を保有するイスラエルの企業「RealFace」を買収。過去にFaceshiftやEmotientという顔認識関連サービスを提供するスタートアップ企業を、AR/VR関連企業として2014年2月にMetaio、2016年1月にFlyby Mediaを買収している。
ARに関する機能は早ければ今年発表されるiPhoneに採用される可能性もあるという。3Dマッピング機能やARアプリ開発キットも提供する可能性があるとし、先日KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏が伝えていた内向きカメラが劇的に進化するというレポートと一致している。
Appleはこれまでに何度もARに対する関心の高さが伺える発言を繰り返している。BuzzFeed Japanとのインタビューでは「AIとARは、重要でコアなテクノロジーだと思う」と語り、The IndependentとのインタビューではARがVRよりも魅力的なテクノロジーであり、「スマートフォンのような大きなアイディア」であるとコメントしている。
「ARってそんなに魅力的なの?」と思う人もいるかもしれないが、ヘッドセットなどが必須になるVRと違い、自然に生活の中に溶け込むことができることが最大のメリットであり魅力。カメラを使用した英語と日本語の間のリアルタイム翻訳に対応したことで大きな話題となった「Google 翻訳」はまさにAR。
さらに言えばARであればiPhone 8に関わらずiPhone 7以前のモデルでも使用できる可能性がある。Appleにとって今年の目玉サービスはAR関連なのだろうか。