「iPhone 8 Pro」の新機能やデザインの予想をまとめた図が公開
「iPhone 8 Pro」の新機能やデザインの予想をまとめた図をBloombergが公開している。
AppleのCEO Tim Cook氏はBloombergに対し、「最初であることではなく、最高であることに重きを置いている」とコメントし、「ユーザーの人生において何か大きく変えるものを提供することを目指している」と説明。これはiPodの時代からも一切ブレないAppleの思想の1つだ。
このことから、今年発表される3種類のiPhoneのうち、有機ELディスプレイを搭載し、ベゼルレスデザインを採用すると噂されている「iPhone 8 Pro」は他のメーカー既に採用している機能を”完璧”にした状態で実装すると予想される。
「Face ID」などAppleが独自開発の完全な新機能も搭載
その一例がより既にAndroidスマートフォンに実装されている「Tap to Wake」機能や「Galaxy S8」などに実装されているバーチャルホームボタン、極薄ベゼル、有機ELディスプレイなど。
ワイヤレス充電もAndroidスマートフォンはかなり前から対応デバイスが発表されているが、Appleは次期モデルで完璧に仕上げてくるつもりなのだろう。
もちろん、Appleが独自で開発した、業界初の機能も多数搭載される。主にカメラ周りに劇的な進化が期待され、ARを想定したカメラの配置、特定の被写体を自動認識する「SmartCamera」機能、暗所でも数百ミリ秒で高速で認証し、「Apple Pay」など決済でも利用できる顔認証システム「Face ID」など。
デザインについてもまとめられている。電源ボタンが長くなり、「iPhone 4/4S」で採用されていた両面ガラスをステンレススチールバンドで挟むデザインが復活すると予想されている。
中身はブラッシュアップされている「iOS 11」が動作し、CPUは10nmプロセスを採用した「A11」を搭載する見通し。スマートフォンメーカーとして最新ラインアップがすべて10nmプロセスを搭載するのはAppleが初だという。
「A11」チップやディスプレイパーツが立て続けにリークしている今日この頃。全モデルが量産開始されているようだが、「iPhone 8 Pro」は発売後、深刻な在庫不足に見舞われると予想されている。
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