Adobe Creative Cloudは3台以上のMac/PCでも利用可能(同時に使えないだけ)
認証されているMac/PCを切り替えれば問題なく3台目以上でも利用可能
僕は現在、MacBook Air(2018)、13インチ型MacBook Pro(2018)、15インチ型MacBook Pro(2019)を気分や時と場合によって行き来しているのだが、記事執筆作業において欠かせない「Adobe Photoshop CC」は最大2台までしか利用できない……と思っていた。
実は、「Adobe Creative Cloud」製品は使用している人が自分1人であれば3台以上のMac/PCでも利用可能であることが分かった。
Adobeアプリ起動後、認証画面が表示→認証で使用可能に
確かにシングルライセンスであればAdobe製品は2台までにしか認証できなものの、認証は最大2台まで、同時に2台以上使えないというだけ。認証されるデバイスを切り替えれば問題なく使えるのだ。
早速その方法を紹介する。認証されていないMacで「Adobe Photoshop CC」を起動すると、ログイン画面が表示される。
2段階認証を設定しているので、ログインコードを取得し、認証。
ログインが完了すると、「Adobe Photoshop CC」を起動しようとしているデバイスは認証されていないことが警告され、他のデバイスをログアウトする必要があると書かれている。
Photoshop CCでは、最大2台のデバイスを同時にライセンス認証できます。Photoshop CCを使用するには、以下のデバイスのうち1つ以上を「ログアウト」してください。ログアウトしても、そのデバイスにあるアプリケーション、ローカルファイル、Creative Cloudアセットには影響しません。
この画面だが、なぜかデバイス名が表示されないという致命的な仕様となっていて、少なくとも僕はデバイスの判別がつかない。ウィンドウをリサイズしても見えない。不便の極みなので修正してもらいたいところだ。
ログアウトしても問題ないデバイスをログアウトすると、自動的に操作しているデバイスが認証され、「ログイン済み」と表示される。これで問題なくこのデバイスでもフォトショが使えるようになった。
ちなみに、すでに2つのデバイスが認証された状態で3台目のデバイスを通信できない状態で起動すれば利用できるのでは、と思い試してみたところ、「サブスクリプションのステータスを確認できません」と表示され起動できないことを確認。よくできている。
AdobeのフォーラムやAdobe公式の情報
Adobeのフォーラムでも2017年に同じ質問をしている人がいた。質問者はすでに「Adobe CC」をMacとPCにインストール済みで、3台目のコンピューターにインストールしたいのだが、支払いなどの手続きのやり方が分からない、と質問。
これに対し、回答者は追加費用は不要であり、認証している2台のうち、1台の認証を解除して3台目に使用することができる、と説明。
つまり、シングルライセンスユーザーでも2台より多くのコンピューターを認証せず、一度に1台しか使わない限り、3台以上でも10台以上でもMacやPCにインストールすることができると答えている。
上記について、Adobeの公式ヘルプページ「アドビ製品のライセンス認証とライセンス認証解除」にも解説されていた。
Adobe ソフトウェアの単体ライセンスでは、家庭用とオフィス用など、2 台のコンピューターにアプリケーションをインストールできます。3 台目のコンピューターでソフトウェアをインストールする場合は、まず、どちらか 1 台のインストールのライセンス認証を解除する必要があります。