One Switch:Macの機能や設定をメニューバーから制御できる有料アプリ
ダークモード、True Tone、Night Shiftなどのオン・オフ、ディスプレイ解像度の変更がメニューバーから簡単に切り替え可能
Macには、デスクトップのアイコン非表示、おやすみモードび有効化、画面の自動スリープの無効化など、”ちょっとした小技”のような機能が沢山ある。これらの機能をメニューバーからワンクリックでオン・オフが切り替えられるアプリ「One Switch」を紹介する。
必要な機能をメニューバーから素早く切り替えることができる
「One Switch」はメニューバーに常駐し、特定の機能や設定を簡単に制御できる有料アプリ。価格はデバイス1台の利用で4.99ドルだ。
制御できる項目は多岐にわたる。「ダークモード」「Night Shift」「True Tone」など、通常作業時は有効化していても問題ないが、画像や動画編集などカラーの正確性が求められる作業時には無効化したい機能も、簡単にオン・オフを切り替えられる。
「One Switch」に用意されている項目に対してキーボードショートカットの指定も可能。メニューバーにカーソルを移動することなく、オン・オフを切り替えられるのは便利だ。
Appleヘッドホン/イヤホンへの接続も、「One Switch」内から操作可能。AirPods Proを含むアイコンも用意されている。
ディスプレイ解像度は、予め設定から複数登録しておくことができ、必要に応じてメニューバーから切り替えることができる。解像度を変更できるアプリもあるが、「One Switch」でも同様の機能が利用できる。
言語の設定項目もあるが、日本語の指定はない。メニューバー用のアイコンは5種類用意されている。
「One Switch」の初回起動時、「”One Switch.app”が”System Events.app”を制御するアクセスを要求しています。制御を許可すると、”System Events.app”の書類やデータにアクセスしたり、そのアプリケーション内で操作を実行したりできるようになります」という警告が表示される。使用するためには「OK」をクリックする。
万人に役立つアプリケーションではないが、一部機能のオン・オフを頻繁に切り替えているのであれば、「One Switch」を導入することで作業効率の向上が期待できる。
One Switchの価格、Macアプリのサブスク「Setapp」の対象
「One Switch」は1デバイスで4.99ドル、2デバイスで7.99ドル、5デバイスで16.99ドルという価格で販売されている。このアプリのみ利用するのであればこの公式サイトからの購入が1番だが、170種類以上の有料アプリを自由に利用できるサブスクリプションサービス「Setapp」にも含まれている。
「Setapp」は月額9.99ドル。Macのストレージ不足を解消してくれるアプリ「CleanMyMax X」や、Macのシステムモニターアプリ「iStat Menus」なども含まれている。僕は昨年末から使用を開始し、価格を気にすることなく有料アプリをガシガシ使っている。
やや玄人向けのサービスだが、「One Switch」に4.99ドルを払うぐらいなら、月額9.99ドルで170種類のアプリを試してみる価値はある。7日間の無料トライアルもあるので、興味ある人はチェックしてみてはどうだろうか。