BetterSnapToolの「次のディスプレイに送る」機能がMacのマルチモニター環境時に超便利
複数のディスプレイを使いこなしている人は取り入れると作業効率が上がるかも?
僕はこれまで、マルチモニター環境を快適に利用するためには各ディスプレイの決まった場所に決まったアプリケーションを表示するようにしておいた方が作業効率が上がると思っていた。確かに何をどこに表示するかを踏まえた上でディスプレイの配置などを決めた方が良いことには間違いないが、それに固執するとかえって作業効率が落ちる場合がある。
問題は、複数の外部ディスプレイでウィンドウやアプリケーションを行き来させるのはやや面倒である、ということ。そもそもマルチモニター環境の欠点としてマウスカーソルを見失うという問題があり、これまでは適宜配置を変えることさえも億劫に感じていた。
ところが、これを解決する方法が最近になってようやく分かった。キーボードショートカットでウィンドウをリサイズできるMacアプリ「BetterSnapTool」にある、「Move to next monitor(次のディスプレイに送る)」という機能を活用する方法だ。
キーボードショートカットでディスプレイ間を移動可能に
「BetterSnapTool」はウィンドウのリサイズなどをキーボードショートカットだけで行えるようにしてくれるツール。長らく重宝していて、Mac単体で使用している時でさえ欠かせない超重要アプリ。
マウスを使ったウィンドウのりサイズと配置調整もできるが、僕は基本的にキーボードショートカットのみを活用。ウィンドウを画面端に移動することによってリサイズできるウィンドウ・スナッピング機能も一時期使っていたが、キーボードショートカットに勝る作業効率の高さはないという結論に至り、使わなくなってしまった。
今回紹介するのは、「Move to next monitor」という項目。なんとなくスルーされがちな機能だと思うが、マルチモニター環境で利用すると驚くほど便利なのだ。
自分の好みの設定を登録すると、このようにして複数のディスプレイを行き来できる。
これに、ウィンドウのリサイズを可能にするキーボードショートカットを組み合わせることによって、よほど細かい設定でなければ基本的なウィンドウの配置をキーボードだけで行うことが可能になる。マウスでドラッグしたりする必要もなくなり、指定の場所にバシッと決まるので非常に快適。
僕の場合、16インチ型MacBook Proのある作業環境でも解説したとおり、基本的にはブログエディタをMac本体のディスプレイ上に表示して見ているが、たまに外部ディスプレイ上に表示したい時もある。その時にこのキーボードショートカットを使って右側の外部ディスプレイに移動することでウィンドウサイズそのまま移動させることができる。
ブログエディタのプレビュー画面も必要に応じて別のウィンドウに移動させたり、妻が部屋が来て写真を見たいと言う時に「写真」アプリを妻の立ち位置に近い方のディスプレイに移動したり、使い始めるとその便利さに気付く。
ウィンドウの移動はマルチモニター環境の1つの欠点であると感じていたが、「BetterSnapTool」の「Move to next monitor(次のディスプレイに送る)」機能を活用することによってその欠点が解消されたように思う。複数のディスプレイを使いこなしている人は是非お試しあれ!
いやぁ手元を都度見ないと行けないのがどうしても便利にかんじられないんですよね……触覚フィードバックもないし……。ちなみに僕もBTTを導入してTB経由で色んなモノを呼び出せるようにしたのですが、Alfred経由で呼び出した方が僕の性格的には良さそうでしたw
1.4から1.2に下げないと表示されないのは不思議ですが下の解像度に合わせて1.2にした方が安定する、ということなのでしょうか…それとも1.4が単にサポートしていないとか……?なにはともあれ、情報ありがとうございます!!
なるほど。TBほんとにお嫌いですねぇ笑
うちの作業だとBSTでカスタマイズすると結構使えるんですけどね
ところで私もMBP16買いましたがLGの5k2kモニタでフル解像度出力ができなくなって試行錯誤したところ、モニタ側のDPバージョンを1.4から1.2に下げることで解決しました。
以前13インチで5k2k使えますよーとお伝えしたので、情報として書いておきますねー
個人の好みだと思いますが、僕に言わせるとTouch Barに指を移動することの方が手間ですねwキーボードショートカットの方が100倍楽ですわ…
BetterSnapTool買うと無料でもらえるBetterTouchTool使えばタッチバーにショートカットボタン置いておけるのでそっちのがワンタップで切り替えできて楽じゃないですかね。