【レビュー】サンワダイレクト製モニターアーム「100-LA050」:角度調整に難あり
外部ディスプレイの位置を頻繁に調整するのであればあまりおすすめできない製品
49インチ型ウルトラワイドモニター「49WL95C-W」を設置できる高耐荷重モニターアームとして、サンワダイレクトの「100-LA050」を購入した。サポート対象である最大37インチ型を大幅に超えているが、対応するディスプレイ重量(8~20kg)の範囲に収まっている。設置は問題なかったが、細かい角度調整がしづらい。
デスク下のネジスペースが不要な構造は使い勝手が抜群に良い
「100-LA050」は、75 x 75mmおよび100 x 100mmのVESA規格に対応。一般的な外部ディスプレイであれば、問題なく設置できるだろう。
モニターアームは、エルゴトロン、Amazon Basic、Locktekなど、多数のメーカーから発売されている。サンワダイレクト製のモニターアームの特徴は、クランプがデスクの下ではなく上から六角レジで回す構造になっていること。僕はデスク下にワイヤーケーブルトレイを設置しているため、この構造が非常に気に入った。
設置したディスプレイは上下105°、左右180°、回転180°の調整ができる3関節構造。アームの表面に非光沢加工が施されている。
直接アームを取り付けるエルゴトロン製と異なり、「100-LA050」はモニター側にブラケットを取り付けた上で、モニターアームのホルダーに差し込む構造だ。設置はエルゴトロン製より遥かに楽だ。
モニターアームを取り付けるまでは好感触だった「100-LA050」だが、細かい角度調整は苦戦した。左右の角度は問題ないが、ディスプレイの高さや上下の調整は思うように調整しづらい。設置後に角度や位置を頻繁に調整するのであれば、「100-LA050」よりも「エルゴトロン HXデスクモニターアーム」のほうが安心して利用できる可能性画ある。
100-LA050
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