IKEAのシステム収納「BROR」が格好良いと僕の中で話題に

海外のガレージ収納に強い憧れを抱いて生きてきたが、現実問題として「ガレージのある家」というだけでもハードルが高い上に、「海外のような広さのあるガレージ」となれば……無理だ。

そこで僕は妥協策として、IKEAのシステム収納「BROR（ブロール）」を導入した。IKEAによると、「おそらくイケアがこれまでにつくったなかでもっとも強度があり、もっとも頑丈で実用的な収納システム」としており、ガレージなどでの利用を想定して作られている。長年の憧れを自室内で無理矢理叶えた形だ。

海外デスクトップの紹介には、HUSKEYというブランドのツールチェストが度々登場する。国内でも入手できないことはないが、高価かつ高重量と言われており、日本の住居で無理して使うべきではないと判断したところから、BRORに行き着いた。

作業台を中心に、シェルフユニット、木製の天板、追加の引き出しなどを組み合わせることで、現在のゴリミーシステム収納が出来上がった。

BRORの気に入っているポイントは2つ。1つ目は、ヘビーデューティーな作りゆえに、重い荷物を載せても安心感があること。2つ目は、金属製のフレームを採用しているためマグネットが内蔵されていればどこでも貼り付けられること。

引き出しは隙間あり、ケーブルなどを通すことも容易。大好きなマグネット製品の多くは引き出しの前面に貼り付けられている。

MagSafeアクセサリーなどは貼り付けがち。中は百均で買った収納ボックスを入れて、カメラ機材、iPhoneアクセサリー、Macアクセサリーなどに引き出しごとを分類して整理整頓している。

Philips Hueのリモコンなども設置しており、振り向けばいつでもボタンを押し好みの設定に変更できる。

当初は作業台を2台並べ、壁には有孔ボードで収納力を高めるデザインにしたかったが、部屋の構造上不可能であることが判明。よって部屋の一角を有孔ボードで多い、木製の天板を別途購入することでL字型の作業台を作った。

作業台の最下段にも隙間があり、スマート体重計を設置している。場所を取らず、目立たず、完璧だ。

格好良いデスクシステム収納を構築したい人におすすめ

BRORの収納システムは買ってよかったものの1つだ。とにかく格好良い。収納力があり、拡張性が高く、強度もある。凜々しい棚が欲しいのであれば、BRORは是非候補に入れてもらいたい。

注意点としては、BRORはガレージでの利用を想定した収納システムということもあり、それぞれの商品が大きい。組立は2人で行ったほうがいいだろう。また組み立てる際に金属を叩いたりする必要があるため、周囲への騒音は気を付けてもらいたい。

BRORには様々なアクセサリーや対応製品がある。最近は壁付けの有孔ボードなども登場している。買うべきアイテムを悩んでいる人は、IKEAのオンラインプランニングツールを使うことで、BRORのアイテムを組み合わせた際の寸法やサイズ感などを確認し、最終的に実物を見た上で購入する、という流れがおすすめだ。