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Sensei:ビジュアルが美しい、Macのパフォーマンス監視ツール

MacのCPUやGPUの使用率に加え、アンインストーラーやストレージ最適化ツールが備わったアプリケーション

Sensei on MacBookPro 01
左半分がSensei、右はアクティビティモニター

Macは知らずのうちに、パフォーマンスの低下やバッテリー容量の減少が起きる。使用している意図しないCPUやGPUの使用率が高くなる。Macに起こる状態の変化を監視するために、パフォーマンス監視ツール「Sensei」を導入した。Macの状況が見やすくまとまっていることに加え、使い勝手の良いツールが備わっている。

アンインストーラー、Macの最適化やクリーンツールも備わっている

「Sensei」は、ドライブのメンテナンス・アプリケーション「Disk Sensei」が進化したソフトウェアだ。

「ダッシュボード」では、使用しているMacのモデル名、シリアル番号、リリース日などが確認できるほか、バッテリー残量、CPU、RAM、GPUのし状況が表示される。僕はこの画面を表示しておき、CPUやGPUの使用率を監視している。
Sensei Mac Performance tool 09

サードパーティアプリに関するする不要ファイルをすべてアンインストールする「アンインストーラー」、ログイン項目や起動エージェントを見直す「最適化」などの機能が備わっている。
Sensei Mac Performance tool 08
最適化機能

Sensei Mac Performance tool 07
アンインストーラー機能

Macがストレージ不足になった場合、不要なファイルを検索し、確認の上で削除する機能もある。自力で調べて最適化するよりも効率的だ。
Sensei Mac Performance tool 06

自分で換装したSSDを内蔵している場合、SSDの速度低下を防ぐ「Trim Enabler」も搭載されている。
Sensei Mac Performance tool 02

「ストレージ」は、内蔵ストレージだけではなく、接続された外部ストレージも監視可能。ベンチマークの計測やストレージの状態が個別に確認できる。
Sensei Mac Performance tool 05

「グラフィックス」は、内蔵GPUおよび外部GPU(eGPU)を含むすべてのグラフィックカードが表示される。リビジョンやオーディオ対応などの一般情報、EFIバージョンやリビジョンなどのファームウェア情報が確認できる。
Sensei Mac Performance tool 04

「グラフィックス」では接続されているディスプレイも確認できる。リフレッシュレート、画素密度、ビッド密度などの情報が表示される。アイコンには使用している壁紙も反映されるなど、芸が細かい。

「バッテリー」は、内蔵バッテリーの状態が確認できる。僕の16インチ型MacBook Pro(2019)は購入から約9カ月経つが、バッテリーの状態は87%まで減少していた。
Sensei Mac Performance tool 03

ファンの回転数も確認でき、各パーツの温度も一覧で表示できる。
Sensei Mac Performance tool 10

同じ機能は「iStat Menus 6」で利用できるが、常に表示して監視できる点では「Sensei」のほうが優れている。また各種最適化ツールも含まれており、Macの状態を監視するだけではなく内部を綺麗にしてくれる。

対応OSはmacOS Catalina以上。価格は年額29ドル、または買い切り59ドル。

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執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:586735)
    コメント先:Apple大好きマン(コメントID:586733)
    こちらのソフトはファンの回転数とかの調整はできるんでしょうか?

    できないですね!

  2. Apple大好きマン(コメントID:586733)

    こちらのソフトはファンの回転数とかの調整はできるんでしょうか?

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