要注意!MacをiPhoneに繋げると勝手にテザリングを開始することがある
先日、僕はまたしても通信制限に引っ掛かった。
調べてみるととある日の通信量が0.6MB近くもあったが、その日の行動からすると明らかにおかしい。なぜならその日、僕は「iPhone 6 Plus」をバックアップから復元するために自宅を出た19時頃まで自宅のWi-Fi環境に繋げたままだったから。自宅を出発後もiPhoneはほとんど使わず、「Nexus 6」でTwitterやFacebookをチェックするようにしていた。
その後、次の日の朝早くに出発する旅行のために前泊する後輩の自宅に移動。LightningケーブルでMacにiPhoneを繋げ、充電しながら更新作業をしていた。
そして就寝。写真や動画の投稿もせず、YouTubeも見ず、珍しくiPhoneをほとんど使わない1日を過ごしたのにも関わらず、通信量が0.6MBと記録されている。
意味不明だった。何もしていないのに、なぜだ。
iPhoneをUSBに接続すると自動的にテザリングモードになっているかも?
ただ、1つ思い当たる節がああった。それは過去にも一度、iPhoneをMacに繋げて充電するとなぜかその日の通信量が跳ね上がる、という経験をしていた。その時は単なる偶然だと思いつつも不安だったのでそれ以来iPhoneをMacに繋げていなかったのだが、今回またしても同じ現象が起きていた。
「MacをiPhoneに繋げると勝手にテザリングを開始することなんてありえるのか?!」と思いつつもTwitterで呼び掛けてみたところ、速攻で返事を頂いた。
@planetofgori ありますねー
https://t.co/eMe2YQx0sA
— SOU (@sou_lab) 2015, 5月 3
リンク先を見てみると、どうやら過去に「インターネット共有」を有効化したiPhoneをMacに接続した場合、専用のネットワークが作成され、以後、USB接続する度に自動的にテザリング通信を行ってしまう可能性があるそうだ。なんてこったい。
「インターネット共有」を有効にしたiPhoneをMacにUSBケーブルで接続すると、[システム環境設定]→[ネットワーク]に「iPhone USB」が自動的に作られ、以後USBで接続するたびにiPhoneのテザリングで通信しようとすることがある。
これはハッキリ言って大問題だ。既にWi-Fiネットワークに接続しているのにも関わらず、テザリングが有効化されiPhoneの貴重な通信量を搾取するという罠。これが原因であるとは100%断言できないものの、原因となりうる可能性は潰した方が良い。
「iPhone USB」を削除しよう
このようなあってはならない状況を阻止するためには以下の手順に従って「iPhone USB」を削除しましょう。
- iPhoneとMacが繋がっていないことを確認。
- 「システム環境設定」の「ネットワーク」をクリック。
- 様々なWi-Fiネットワークがある左の欄の中から「iPhone USB」を選択。自分で名前を付けている場合は右にあるiPhoneアイコンを頼りに探しましょう。
- 左下にある「-」ボタンをクリックして削除。
- 右下にある「適用」をクリックして作業完了!
これを削除することによって次回以降、MacにiPhoneを接続した状態でもiPhoneが通信制限に引っ掛かることはないはず!
Macに繋げる度にiPhoneの通信量がその日だけ急激に増えてしまい困っている人がいたら、上記設定を確認してみるべし!
windows8.1でもあります。。。。