当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

MacBookの自動起動、ユーザーが制御可能に。macOS Sequoiaで新機能追加

蓋の開閉時や電源接続時の起動動作をカスタマイズ可能に。Apple シリコン搭載Mac向けに提供開始

Opollo photography difAvscQf7M unsplash

Appleシリコン搭載Macの特徴的な機能である「蓋を開けると自動起動する」動作を、Terminalコマンドを通じてユーザーが制御できるようになった。この新機能はmacOS Sequoiaで導入され、より柔軟な使用環境を実現する。

カスタマイズ可能な自動起動設定

Appleが公開したサポート文書では、ターミナルコマンドを使用して3つの異なる設定が可能だと説明している。蓋の開閉時と電源接続時の両方、あるいはそれぞれ個別に自動起動を無効化できる。

設定手順

設定変更には管理者権限が必要で、ターミナルアプリを使用する。入力するコマンドは目的に応じて3種類が用意されており、管理者パスワードの入力が求められる。なお、入力時にパスワードは画面に表示されない仕様となっている。

設定を元に戻したい場合は、専用のコマンドを用意。この柔軟性により、ユーザーは使用状況に応じて最適な設定を選択できる。

  1. Apple シリコン搭載のMacノートパソコンがmacOS Sequoia以降を使用していることを確認してください。
  2. アプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダにあるターミナルアプリを開きます。
  3. 以下のいずれかのコマンドをターミナルに入力し、Returnキーを押します:
    • 蓋を開けたときや電源に接続したときの起動を防ぐ場合:bash sudo nvram BootPreference=%00
    • 蓋を開けたときの起動のみを防ぐ場合:bash sudo nvram BootPreference=%01
    • 電源接続時の起動のみを防ぐ場合:bash sudo nvram BootPreference=%02
  4. 要求されたら管理者パスワードを入力し、Returnキーを押します(入力中のパスワードは表示されません)。
  5. 前述のコマンドを取り消して、蓋を開けたときや電源接続時の自動起動を再び有効にするには、ターミナルで以下のコマンドを入力します:sudo nvram -d BootPreference

(Source: MacRumors

もっと読む

12本の記事を表示する
公開情報
更新日2025年02月01日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「Macの使い方・設定」新着記事
トレンド検索