新型MacBook Air、「M2」チップにならない可能性がある理由
「M1」や「M2」はあくまでもマーケティング用、著名アナリストは「M1」チップを引き継ぐと予想
Appleは、デザインが刷新された新型MacBook Airを年内に発表すると噂されている。
「M2」チップの搭載が有力視されている中、Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は現行モデルと同じM1チップの搭載を予測。その理由として、年内に利用できるチップの選択肢と「M1」や「M2」などのブランディングを挙げている。
年内利用できるのは、4nmプロセスのチップ(N4)と5nmプロセスのチップ(N5P)の2種類。Ming-Chi Kuo氏によると、「N4」は「N5P」に対する優位性がない。このことから「A16 Bionic」チップはA15 Bionicチップと同じN5Pを使用すると予測している。
新型MacBook Airが「N4」と「N5P」を選ぶかは不明だが、いずれにせよ性能の向上が期待できないチップを「M2」として搭載するべきではないと主張。デザインの刷新で十分魅力があるため、「M2」チップのブランディングを、3nmプロセス(N3)や4nmプロセス(N4P)を使用した新型MacBook Pro(2023)用チップとして取っておくことを提案している。
(4/4)
There is nothing bad with naming a minor-upgrade CPU of all-new design MBA as M2, which can also help new MBA sales. But if M2 series aims to bring great upgrades vs. M1 series and further enhance Apple Silicon's brand image, using 2023 N3/N4P wafer for M2 is better.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2022年5月29日
新型MacBook Airは、M1チップと同じ4つの高性能コアと4つの高効率コアから構成された8コアCPUを内蔵し、10コアに増えたGPUを搭載すると噂されている。M1 Pro、M1 Max、M1 Ultraを上回る性能は期待できない。
新型MacBook Air、WWDC22で発表されるかも?
Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurmanは、最新ニュースレターで「もしWWDCで新しいハードウェアが発表されるとすれば、新型MacBook Airになるだろう」と予測。当初はWWDCで正式発表する計画だったが、中国の新型コロナウイルスによるロックダウンの影響で不透明になったという。
すでにApple本社内では一部従業員が新型MacBook Airをテストしており、発売が近いことを示唆している。
まあ入手困難であることはAppleとしても解消したいと思いますが、結構回復まで時間かかってますよねぇ……
その分、価格が抑えられたらいいな〜
あなりに入手性が悪くて見捨てられつつあるPS5と同じ轍歩まねば良いが。
MacBook Proに関しては、入手性悪すぎて半分興味を失っている。
MacBook Airに関しては、FaceTimeカメラの性能が1080pにアップグレードするだけでも十分に魅力的になると思うなぁ
デザインの刷新もMacBook Proとの差別化になるし、持ち運べるカラフルなMacって今のところないからユーザー層を広げられるんじゃないかな