MacBook Airが17歳に。次のM4モデルで期待できる進化ポイント
メモリ16GB標準搭載、高性能カメラ搭載など機能面も充実
初代MacBook Airが世界を驚かせてから17年が経過した。2008年1月、Steve Jobsは革新的な薄型ノートPCを発表。当時としては画期的な薄さを強調するため、封筒から取り出すというプレゼンテーションは、テクノロジー業界に大きな衝撃を与えた。
Appleは2025年、MacBook Airの新モデルを発表すると噂されている。劇的な進化は期待できないが、M4 MacBook Proが発表された今、多くの人がMacBook Airに望んでいた機能が実装される可能性がある。
初代から現在まで
初代モデルは13.3インチディスプレイとIntel Core 2 Duoプロセッサを搭載。アルミニウム一体型筐体に、当時としては革新的な64GB SSDをオプションで用意。光学ドライブやイーサネットポートを省略し、究極の薄さを実現した。
その後、MacBook Airは進化を続け、2020年に独自開発のM1チップを搭載。性能と電力効率を大幅に向上させた。2022年にはデザインを一新し、2023年には15インチモデルを追加している。
次世代モデルの展望
Bloombergのアナリスト、Mark Gurman氏は、Appleが2025年初頭に新型MacBook Airを発表する見込みだと報じている。新モデルはM4チップを搭載し、従来モデルと比べて最大25%の性能向上を実現する。
主な進化ポイント
M4 MacBook Airが14インチM4 MacBook Proと同等の仕様になるとすれば、内蔵ディスプレイを開いたままデュアルディスプレイに出力でき、右側にThunderbolt 4ポートが追加されるはずだ。「薄くて軽い筐体が欲しいけど、右側のUSB-Cポートは妥協できない」「内蔵ディスプレイを使いながらデュアルディスプレイ環境で作業したい」という人は今後、MacBook Proを選ばなくても済むのだ。
その他の進化ポイントは、以下の通り。
- 全モデルでメモリ16GBを標準搭載
- 1,200万画素カメラへの進化でセンターフレームとデスクビューに対応
- Thunderbolt 4ポートを3基搭載
- 外部ディスプレイ2台同時接続に対応
- 新しいナノテクスチャディスプレイのオプション追加を検討中
デザインの刷新は予定されていない。2022年のM2モデルで採用されたデザインを引き継ぐ可能性が高いだろう。
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