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【検証】16インチ型MacBook Proの充電時間、60Wと96Wの充電器で比べてみた

小さくて、軽くて、持ち運び便利だけど……本当にちゃんと充電できるの?実際に確かめてみた!

60W Anker Adapter VS Apple 96W Adapter 02

16インチ型MacBook Proのフルスピード充電に必要な電力は96W。同梱されている96W USB-C電源アダプタが最適だが、持ち運ぶには重い。持ち運び用には最大出力60Wの「Anker PowerPort Atom III 60W」を使用しているが、フルスピードに必要とする出力とは程遠い。

16インチ型MacBook Pro用として、最大出力60Wの電源アダプタは実用的なのか。96W電源アダプタと充電時間を比べてみた。

1%の電池残量から使用しながらの満充電までの時間を計測

この検証では、16インチ型MacBook Pro(2019)の電池残量を、1%から1時間ごとに記録。同じ室温、12.9インチ型iPad Proをサブディスプレイ化、FAN-U177BKで本体を冷却した状態で検証した。記事執筆およびAdobe PhotoshopでRAW画像の現像作業など、MacBook Proを使用しながら電池残量の推移を計測したため、参考程度として捉えてもらいたい。

Anker PowerPort Atom III 60Wを使用した場合の充電時間を計測する。
Time Charging with 60W Charger 02

電源アダプタからの電力は約56Wをキープしていた。
Time Charging with 60W Charger 03

計測開始からの充電時間は30%。この間、普段どおり記事作成や画像の編集などを行っていた。
Time Charging with 60W Charger 04

2時間後、電池残量は75%まで回復した。
Time Charging with 60W Charger 06

満充電には約2時間50分掛かった。
Time Charging with 60W Charger 07

Apple純正96W電源アダプタ使用時の充電時間および発熱を比較

続いてApple純正品の96W USB-C電源アダプタで同様に充電時間や出力を計測し、60W電源アダプタ使用時と比較してみた。96W電源アダプタは、約60Wと約80Wを行き来しながら充電しているように見えた。
96W USBC Apple Adapter 01

96W USBC Apple Adapter 02

満充電に掛かった時間は60Wと比べて35分早く、1時間の充電で回復する電池残量も20%以上の差が確認できた。限られた時間で電池残量を回復させる必要がある場合は、96W電源アダプタのほうが向いている。急ぎでなければ、60W電源アダプタで十分だろう。

時間 60W 電源アダプタ
Anker
96W 電源アダプタ
Apple純正
0:00 1% 1%
1:00 30% 54%
2:00 75% 95%
2:15 100%
2:50 100%

興味深かったのは、充電中の発熱。60W電源アダプタは64度以上まで発熱していたが、96W電源アダプタは50度を超えることはなかった小型化・軽量化した代わりに本体が81度以上にもなる電源アダプタよりは安心して使用できる。

60W vs 96W heat comparison 01
60W(Anker製)は64度以上になった

60W vs 96W heat comparison 02
96W(Apple純正)は50度を超えることはなかった

使用環境により、本体温度は今回の検証結果よりもさらに高くなる場合がある。特に窒化ガリウム(GaN)を使用した電源アダプタは本体温度が高くなる傾向にあるため、熱のこもりやすい場所での使用は注意が必要だ。

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更新日2020年06月11日
コメント(1件)

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  1. 通りすがりの読者

    地味にありがたい検証

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