macOS Mojave:Fusion DriveおよびHDDも「APFS」をサポート
「macOS Mojave」では、Fusion DriveおよびHDDでもAppleの新ファイルシステム「APFS(Apple File System)」をサポートすることが発表されている。
「APFS」は「macOS High Sierra」で発表されたものの、当時はSSDのみサポート。2018年秋に正式リリースされるmacOSの次期バージョンではFusion DriveとHDDもApple独自のファイルシステムによる最適化の恩恵を受けることができる。
ハードディスクを搭載している古い機種でもAPFSに進化
「Apple File System(APFS)」とは、暗号化に焦点を当てたファイルシステム。iOS・macOS・tvOS・watchOSが動作するデバイスに必要とされる条件を満たし、今後数十年間のうちに進化する技術に適用できるようなファイルシステムを目指し、開発された。
ユーザーとしては安全性の向上に加え、ストレージ容量の節約、パーティションの容量拡張などの恩恵を受けることができる。
すでに「macOS High Sierra」にアップデートし、使用しているMacがSSDを搭載している場合は自動的に「APFS」に切り替わっているはず。調べ方は、左上のAppleロゴをクリックし、「このMacについて」をクリックし、「システムレポート」をクリックすると表示される画面内で「ストレージ」という項目の中に「ファイルシステム」が書かれている。
「macOS High Sierra」で見送られたFusion DriveおよびHDDの対応により、iMacやMac miniを筆頭に、HDDを搭載している古いノート型Macでも新しいファイルシステムに切り替えることができる。
注意点としては、ファイルシステムという影響範囲の大きい変更であるため、今後アップグレードする人は事前にバックアップをしっかり取っておくことを推奨する。僕は切り替えたことによって特に問題は起きなかったが、念には念を。
また、「macOS Mojave」に対応するMacは「macOS High Sierra」に比べると限定的。2011年以前のモデルはサポート対象外となっているので、注意が必要だ。
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