「macOS 10.14」の正式名称、「Mojave」「Sequoia」「Ventura」「Sonoma」のいずれかになる可能性
「WWDC 2018」では「macOS 10.14」が正式に発表されると予想されているが、その名称の候補として「Mojave」「Sequoia」「Ventura」「Sonoma」の商標を登録していることが明らかになった。
Appleのペーパーカンパニーと思われる企業による申請情報によると、Appleはフィリピンで上記4つの商標を登録し、カンボジアでは「Mojave」のみを登録していることが確認されたとMacRumorsが伝えている。
第一候補は「macOS 10.14 Mojave」か?!
今回挙がっている候補名4種類は、Appleが2014年にカルフォルニアのランドマークの名称を商標登録したものに含まれる。他にも2014年に登録した商標には「Rincon」「Grizzly」「Farallon」「Monterey」が含まれているが、新しく申請し直された名称は「Mojave」「Sequoia」「Ventura」「Sonoma」の4つのみだという。
過去数年間、AppleはSierra Nevada周辺のランドマークを正式名称として採用してきた。2014年の「macOS 10.10 Yosemite」に始まり、「macOS 10.11 El Capitan」「macOS 10.12 Sierra」「macOS 10.13 High Sierra」と続いている。
以下に今回の候補となっている名称の意味を紹介する。唯一2ヶ国で申請している「Mojave」が第一候補として考えるのが妥当かもしれないが、個人的には「Sequoia」の方が好きだ。
Mojave
「Mojave」はモハーヴェ砂漠のことを指し、アメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる砂漠(参照:Wikipedia)。
Sonoma
「Sonoma」はソノマ郡のことを指し、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから車で45分北に位置する。ワインが有名だそう。
Ventura
「Ventura」はサンブエナベンチュラという都市を指し、通称がベンチュラ。アメリカ合衆国カリフォルニア州の南部ベンチュラ郡に属する。サーフィンができる場所として有名のようだ。
Sequoia
「Sequoia」は、シエラネバダ山脈の南部、ヴァイセリアの東にあるアメリカ合衆国国立公園セコイア国立公園のことを指していると予想される。