電池メーカーが本気を出した結果、18,000mAhのバッテリーを搭載した極厚スマホが爆誕
いや、本気出しすぎでしょ!
一般的にはバッテリーの容量が大きければ大きいほど、電池持ちが良いとされる。mAh数が大きいモバイルバッテリーの方が1回のフル充電で同じ端末を充電できる回数が多いのと同じだ。
Expert Reviewsによると、乾電池などで有名なEnergizerが「MWC 2019」で披露した最新スマートフォン「Energizer Power Max P18K Pop」は18,000mAhのバッテリーを搭載しているそうだ。もはや巨大なモバイルバッテリーに画面が付いたようにしか見えない。
「iPhone XS Max」と比べて約6倍の電池容量を持つ
18,000mAhという電池容量がどれだけ凄いかというと、「iPhone XS Max」に搭載されているバッテリーは3,174mAhとなっていることから、約6倍もの容量があるということになる。
厚さは18mmとなっていて、iPad Pro(2018)の約3倍。重量については明らかになっていないが、20,000mAhのバッテリーを搭載するモバイルバッテリー「Anker PowerCore II 20000」は約369gであることから、ディスプレイなどを含むと同じぐらいの重さになるのではないかと考えられる。
18,000mAhのバッテリーの実力はどうなのか。公称値のスペックでは、1回のフル充電で動画再生時間は最大2日間、音楽再生時間は最大100時間、最大連続通話時間は90時間だという。スタンドバイは最大50日間らしい。
電池持ちは良いことに越したことはないが、電池容量ばかりを追求するとトンデモナイ端末になることが分かる。公称値を見て、端末を見ると、「毎日充電すればいいよね」という気持ちになる。
「Energizer Power Max P18K Pop」は6.2インチ型のディスプレイを搭載し、RAMは6GB。背面のカメラはトリプルレンズ構成となっていて、内向きカメラは本体から飛び出す仕組みになっている。今年6月に発売予定となっていて、価格は約682ドルになる見通し。
既存のiPhoneユーザーで電池持ちに悩んでいる人は、新しく発売された「Smart Battery Case」の購入がおすすめ。驚くほど電池持ちが良くなるので僕自身も重宝している。
(via MacRumors)