AirPodsシリーズに最新ファームウェアアップデートが配信開始。Bluetoothのセキュリティ脆弱性を修正

Appleは6月26日、AirPodsシリーズの各モデルおよび一部Beats製品に向けて、新しいファームウェアを配信開始した。AirPods Pro（第2世代）、PowerBeats Pro、Beats Fit Proは「6F7」から「6F8」にアップデート。他の対象モデルは「6A321」から「6A326」に変わっている。

通常はアップデート内容の詳細を明かさないAppleだが、今回のファームウェアアップデートはBluetooth関連のセキュリティ脆弱性を修正とサポートドキュメントで明らかにしている。製品が過去にペアリングしたデバイスと再接続を試みている際に、悪意を持った攻撃者がBluetoothの接続範囲内であれば接続元をだまし、代わりに製品へ接続されてしまう恐れがあったという。

iOS 16以降、設定アプリを開くと接続中または近くにある自分のAirPods製品が表示される。現在のファームウェア情報の確認が容易になった。

AirPodsのアップデートを手動で適用する方法はない。ファームウェアバージョン確認およびアップデートは、iPhoneに接続された状態で充電ケースの中に両イヤピースが収納されている必要がある。詳細は以下の記事を参考にしてもらいたい。

AirPodsのファームウェアバージョンを確認する方法、アップデートする方法

（Source: MacRumors）