【比較】新型「AirPods (第2世代)」が初代モデルから進化したポイントまとめ

AirPods with Wireless Charging Case

ワイヤレス充電に対応した「AirPods with Wireless Charging Case」が唐突に発売された。

Appleは「AirPods」の初代モデル(第1世代)を持っている人向けに「ワイヤレス充電ケースの単体販売」を行っているが、最新モデルは単にケースがワイヤレス充電に対応しただけではない。

電池持ちの改良、レイテンシの低減、「Hey Siri」の対応などは、新しい「Apple H1」チップを内蔵しているAirPods (第2世代)」でなければその恩恵を受けることができないのだ。

本記事では新モデルである「AirPods with Wireless Charging Case」および「AirPods with Charging Case」が旧モデルと比べて進化したポイントをまとめておく!

AirPods」の特筆するべき新機能、旧モデルからの改良点

Apple H1チップを搭載(初代はW1チップ)

「AirPods (第2世代)」は「Apple H1」ヘッドホンチップを搭載している。従来のW1チップからさらに進化し、最新モデルで実現している新機能の多くを担っている。

以下にそれぞれ紹介する。

「Hey Siri」に対応した

AirPods with Wireless Charging Case 2

iPhone、Apple Watch、そしてMacも「ヘイ、シリ!」と言うとピコンピコン反応してくれる。「AirPods」も最新モデルでその仲間入りを果たした。

最新モデルではiPhoneをポケットから取り出す必要もなければ、手首を持ち上げてApple Watchに叫ぶ必要もない。「Hey Siri」の一言で電話したり、音楽を再生したり、音量を上げたりすることができる。

電池持ちが伸びた

「AirPods」の初代モデルは完全ワイヤレスイヤホンの中でも電池持ちの良さが魅力の1つだったが、最新モデルはその電池持ちがさらに改良されている

第2世代(最新モデル) 第1世代(初代モデル)
充電ケースとの併用 24時間以上の再生時間
最大18時間の連続通話時間
24時間以上の再生時間
最大11時間の連続通話時間
AirPods(1回の充電) 最大5時間の再生時間
最大3時間の連続通話時間
最大5時間の再生時間
最大2時間の連続通話時間
充電ケースで15分充電 最大3時間の再生時間
または
最大2時間の連続通話時間
3時間の再生時間
または
1時間以上の連続通話時間

連続通話時間は充電ケースと併用した場合で最大7時間、「AirPods」単体で最大1時間、充電ケースで15分充電した場合で約1時間も伸びている。

レイテンシ(遅延)が低減された

Appleによると、最新モデルはゲームでのレイテンシが最大30パーセント低減したという。

ワイヤレスイヤホンの欠点として実際に端末から発信されている音とイヤホンに届く音にわずかなタイムラグが発生する場合がある。その遅延が低ければ低いほど「レイテンシが低い」と表現するのだが、「AirPods」は最新モデルで改良されたそうだ。

一般論として、ワイヤレスイヤホンはレイテンシが高いためゲームをプレイするには向かないとされているが、第2世代はその欠点を克服できているかもしれない。

接続時間が早くなった

AirPods with Wireless Charging Case 3

さらに、H1チップのお陰で接続するデバイスへの切り替えは最大2倍高速に、電話の通話への接続は1.5倍高速化されたという。

移動中はiPhone、移動完了後はMac、リビングに移動してiPad、と使うデバイスを転々とする場合、接続切り替えの遅延はストレスになるが、新型「AirPods」はその遅延も解消されているそうだ。

ワイヤレス充電に対応した

最新の「AirPods」に同梱されているケースはワイヤレス充電に対応。Qi対応のワイヤレス充電台であれば利用することがでい、充電中はケース前面のLEDインジケータが点灯して充電状況が確認できる。

なお、ワイヤレス充電できる環境がない場合は引き続きLightningポートで充電できる。

イヤホンの形は変化なし、耳に合う・合わないは変わらず

Appleは今回、「AirPods」の新製品として以下の3製品を発表した。同時に初代「AirPods」は販売を終了した。

AirPods with Wireless Charging Case」は新しくなった「AirPods」本体とワイヤレス充電に対応したケースのセット。価格は税別22,800円。「Wireless Charging Case for AirPods」はワイヤレス充電対応ケース単体。価格は税別8,800円。初代モデルでもワイヤレス充電が利用できる。

一方、「AirPods with Charging Case」は「AirPods (第2世代)」の恩恵を受けたいがワイヤレス充電は不要、という人に適した製品。ワイヤレス充電対応ケースが同梱されていないため、価格は税別17,800円。

実は、初代「AirPods」は16,800円で販売されていたため、最新モデルは実質1,000円値上げしていることになる。

ここで、改めて第2世代が対応した新機能をまとめてみる。

  • 「Hey Siri」に対応
  • 電池持ち向上
  • レイテンシ(遅延)が低減
  • 接続時間の高速化

最新モデルはH1チップを搭載し、上記新機能を備えておきながら1,000円の値上げに留まった。素晴らしい。iPhone、iPad、Macではアグレッシブな値上げをしているAppleだが、「AirPods」は悪魔の手をギリギリ免れたようだ。

残念ながら形は変わっていない。そのため、初代モデルでも耳に合わなかった、という人は第2世代でも耳に合わないと思った方が良いだろう。ただし、合う人にとっては待ちわびたアップデートに違いない。

ついに「AirPods」が新しくなった。黒モデルはなく、仰天するような劇的な新機能はないが、非常に堅実な進化を遂げている。愛用している「AirPods」がへたってきている人は、間違いなく「買い」だろう。

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