Jawbone、UPの生産を終了か?!スピーカー事業の売却も検討中
フィットネス・ウェアラブル市場ならびにスピーカー市場から撤退か?!それとも企業を継続させるために一時的な小休憩なのか?!
TechInsiderによると、「UP」シリーズでお馴染みのJawboneが同製品の生産を停止し、在庫分をすべてサードパーティのリセラーに売り払ったことが明らかになった!
さらに、Fortuneによると、Jawboneはスピーカー事業からの撤退も検討しているようで、売却先を探していると報じられている!
UPシリーズは苦戦、スピーカーは長らく新商品無し
今となってはフィットネス・ウェアラブル市場は激戦区だ。スマートウォッチも人気を見せる中、フィットネスバンドの方が圧倒的に支持されているようで、「Fitbit」はアメリカ国内のウェアラブル市場の6割以上を占めているとの情報もある。
そんな中、UPシリーズはこれまで「UP」「UP2」「UP3」「UP4」など数々の新製品を投入してきているが、振るわない。僕に言わせれば驚くほど壊れやすく、測定精度も低く、機能の割には無駄に高いという印象でしかないため売れなくて当然と言わざるを得ないが、撤退も視野に入れているのだろうか。
なお、かつてJawbone創業者の1人であるAlex Asseil氏は今後ウェアラブル市場に重きをおくと発言していた。ということはやはり撤退ではなく、一時的な生産停止で出費を抑えているのか。
一方、スピーカー事業に関してはかれこれ2013年から新製品を出していない。事業参入した2010年当初は存在感があったものの、今となってはアメリカにおけるシェアはたった5%。後発のBOSEなどに市場を奪われ、苦戦しているようだ。
昨年から解雇やオフィスの閉鎖などを続けているJawbone。この先どうするのだろうか。
(via MacRumors)
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