Fitbit Versa 2はAmazon Alexaを内蔵し、健康・フィットネス機能を強化
「睡眠スコア」やスマートウェイクなどの睡眠機能を強化、2日以上のバッテリーライフを誇る常時画面表示モードも用意
フィットビットは8月29日、スマートウォッチ「Fitbit Versa」の次期モデル「Fitbit Versa 2」を国内でも販売することを正式に発表した。
最新モデルは水泳対応デザインとなっており、「睡眠スコア」やスマートウェイクなどの睡眠機能や、より先進的な健康、フィットネス、その他便利機能を搭載している。また、マイクをデバイス上に搭載し、フィットビットとして初となる「Amazon Alexa」に対応。さらに、音楽やポッドキャストのコントロールを可能にするSpotifyアプリも全モデルに搭載される。
前モデルよりもプロセッサー性能が向上し、より大きいAMOLEDディスプレイを採用。2日以上のバッテリーライフを誇る常時画面表示モードも用意されている。
以下に最新モデルの特徴を紹介する!
睡眠機能の強化
「Fitbit Versa」が特に力を入れているのは睡眠管理。フィットビットの調査によると、64%の調査対象者は睡眠を大変重要な健康・フィットネスのプラオイリティであると回答したことを報告し、睡眠に関する様々な機能を提供。
睡眠スコア
心拍数(就寝時・安静時)、寝返りを繰り返す状態、目覚めた状態の時間、睡眠ステージを基に「睡眠スコア」を算出。
スマートウェイク
機械学習を利用して、事前に選択した30分の間隔を元に、睡眠サイクルの中で起床するのに最適な時間(浅い睡眠かレム睡眠中)に起こしてくれる「スマートウェイク」に対応。近々すべてのFitbitスマートウォッチに提供される予定。
スリープモード
睡眠の邪魔がない状態とするため、スクリーンディスプレイと通知機能をオフにするモードを用意。
推定酸素偏差グラフ
デバイス裏側の赤色センサーと赤外線センサーの併用により、ユーザーに血液中の酸素レベルの変異の推定値を提供する機能を搭載。近日実装される予定。血液中の酸素レベルの短期的変異が、睡眠中の呼吸における変異を示す場合があるという。
基本機能の充実
睡眠以外の健康・フィットネス機能も充実している。
「Fitbit Versa 2」では自動アクティビティトラッキング、PurePulse24時間心拍数トラッキング、15種類以上のエクササイズモード、GPS接続、最大水深50メートルまでの耐水仕様が含まれている。
また、アプリ、電話、カレンダー、テキスト通知などを手首上のデバイスで見ることができ、Androidスマートフォンであれば、ないz層マイクを使ってテキストや通知に返答することができるという。
Alexa対応、Spofityアプリプリインストール
「Amazon Alexa」に対応している点も「Fitbit Versa 2」の大きな強み。マイクは内蔵しているがスピーカーは搭載していないため、呼びかけに対し画面上で回答する仕組みとなっている模様。
アラームやタイマーを設定する、天気やニュースをチェックする、自宅のスマートホームデバイスを操作するなど、「Amazon Alexa」で利用できる基本的な機能は使えるようだ。
Spotifyアプリもプリインストールされ、Spotify Premium登録者は音楽やポッドキャストのコントロールが可能に。再生、プレイリストの変更、曲をお気に入りに追加する、出力デバイスの変更などを簡単にコントロールすることができる。