スマートウォッチよりもフィットネスバンドが人気!ウェアラブル市場の最新動向が明らかに
【image via Janitors】
今回紹介する消費者動向はアメリカやヨーロッパのデータをもとに作成されたものだが、日本ではどうなのだろうか。
Kantar Worldpanelの調べによると、アメリカ国内では約10人に1人はウェアラブルデバイスを所有しているとのことで、メーカー各社が積極的にスマートウォッチをアピールしているのにも関わらず、依然としてフィットネスバンドなど運動に特化したウェアラブルデバイスの方が圧倒的に人気があることが明らかになった!
Apple Watchよりも「Fitbit」の方が俄然人気
アメリカでさえもウェアラブルデバイスの所有率は12.2%。Apple Watchを筆頭とした各メーカーのスマートウォッチによって認知度は高まっているかもしれないが、普及しているとは言い難い。
そもそもアメリカではApple Watchよりも「Fitbit」の方が圧倒的に人気がある。ウェアラブル市場にいち早く参入した同社はアメリカ国内のウェアラブル市場において61.7%のシェアを持っていると言われている。一方、Appleは正確な情報を開示していないためあくまでも予想値ではあるが、6.8%に留まると言われている。
2016年2〜3月の2ヶ月だけでもFitbitは購入されたウェアラブルデバイスのうち50%を占めていたという。最も人気なのは「Fitbit FLEX」となっていて、「Fitbit Charge」と「Fitbit ChargeHR」が続く。
一方、ヨーロッパではFitbitがアメリカほど絶対的な地位を築いている訳ではないようだ。1位であることにかわりはないが、シェアは18.5%。Appleは14%、Samsungは11.6%と僅差だ。
僕は相変わらずApple Watchを付けているが、実際活用しているのは通知とフィットネス機能であることを考えるとあえてApple Watchを買う必要もないかもしれない。「Fitbit」の最上位モデルでさえも2万円で購入できるので、フィットネス用にウェアラブルを購入したい人は現段階では「Fitbit ChargeHR」の方が良いかもしれない。
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Apple Watch、スマートウォッチ市場の王者をキープするも「Android Wear」がジワジワと追い上げている模様
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(via MacRumors)