Adobe、1万枚の画像を一括編集できるAIツール「Firefly Bulk Create」を発表 →リリースを削除
背景除去から自動リサイズまで対応、14言語対応の動画編集機能も追加へ
Adobeは、AIを活用した画像一括編集ツール「Firefly Bulk Create」をベータ版として公開した。このツールは従来の手作業による編集作業を自動化し、最大1万枚の画像を1クリックで処理できる画期的な機能を実現している。
新ツールは「Remove Background」(背景除去)と「Resize」(リサイズ)の2つの機能で構成される。背景除去機能では、パソコンやDropbox、Adobe Experience Managerからアップロードした画像の背景を自動で削除。さらに、HEXコードで指定した色や特定の画像で背景を置換できるため、ECサイトやカタログなどの製品画像編集に特に有効だ。
リサイズ機能は、SNSプラットフォーム向けの広告バナー制作を効率化する。TikTok、Instagram、Facebookなど、各プラットフォームで要求されるサイズに合わせて背景をAIで自動拡張する。ただし、複雑な写真では画像の歪みや不自然なぼかしが発生する場合もある。
さらにAdobeは、開発者向けに新しいFirefly Services APIも発表。14言語対応の動画吹き替えと口の動き同期機能、印刷物やデジタルメディアの自動レイアウト機能を提供する。また、今月中にはテキストと音声からデジタルアバターを生成するベータ版機能もリリース予定だ。
これらの新機能は、Adobe Fireflyの有料プランのユーザーが利用可能。使用量に応じた課金制度が導入される見込みだ。
これらの昨日は当初、プレスリリースおよびPDFファイルとして公開したものの、いずれも削除。PetaPixelによる問い合わせも回答していない。
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