iPhone向けAppleCare+が米国で値上げ、月額プランが全機種で改定
サブスクリプション主体のサービスへ移行、店頭での一括購入プランも段階的に廃止
米Appleは、iPhone向けAppleCare+の月額料金を全機種で値上げすることを決定した。MacRumorsによると、米国での値上げ幅は50セント(0.5ドル)で、これにより最新のiPhone 16シリーズの標準プランは月額10.49ドルとなる。
この値上げは標準プランと盗難・紛失プランの両方に適用される一方で、2年契約のAppleCare+料金や、サービス料金、免責額については据え置きとなる。また、iPad、Mac、Apple Watchなど他のデバイス向けのAppleCare+月額料金も変更はない。
AppleCare+がサブスクリプション主体へ
今回の料金改定は、Appleが進めるAppleCare+のサブスクリプション化と連動している。Apple直営店では今週から、一括購入のAppleCare+プランを段階的に廃止し、月額または年額のサブスクリプション方式への移行を進める。
この変更により、ユーザーは保証期間の途切れを心配することなくサービスを継続利用できる。一方でApple社にとっては、2年経過後も安定した収益を確保できるビジネスモデルとなる。
なお、オンラインストアでは現時点で、従来通りの2年間の一括購入プランも選択可能となっている。日本での値上げについては現時点で発表されていないが、今後の動向が注目される。
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