Apple、重要なAI幹部をMetaに”奪われる”
基盤モデルチーム統括のRuoming Pang氏が年間数千万ドルの報酬で移籍、Apple Intelligence開発に深刻な打撃
Appleの基盤モデル開発チームを率いていた重要なAI幹部が、Metaの積極的な人材獲得戦略により同社に移籍することが明らかになった。Bloombergによると、Meta CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は他社からAIエンジニアを引き抜くため、巨額の報酬パッケージを提示している。
AppleでAI基盤モデルチームのマネージャーを務めていたRuoming Pang氏がMetaに移籍する。Pang氏は約100名のエンジニアからなるチームを統括し、Apple Intelligenceのメール要約機能、優先通知、Genmojiなどに使用される大規模言語モデルの開発を担当していた。
年間数千万ドルの報酬でMetaが獲得
Metaは年間数千万ドル相当の報酬パッケージでPang氏を獲得したとされている。同社はこれまでにもOpenAI、Anthropic、Scale AIなどからAI専門家を次々と引き抜いており、業界全体で激しい人材争奪戦が繰り広げられている状況だ。
報道によると、AppleはSiriの将来版において、自社開発モデルではなくAnthropicやOpenAIの技術に依存することを検討しているという。こうした議論がPang氏が率いていた基盤モデルチームの士気に影響を与えており、他のエンジニアも他社からのオファーを検討している状況にある。
AppleのAI戦略に深刻な打撃
今回の人材流出は、AI分野で競合他社に遅れをとっているAppleにとって深刻な打撃となる。同社は今年初め、WWDC 2024で約束していたApple IntelligenceのSiri機能を延期し、これによりAIチームの再編成を余儀なくされた。
現在AppleのAI開発は、ソフトウェア担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏と、Vision Pro開発を主導したマイク・ロックウェル氏が監督している。しかし、GoogleやSamsungなど、より高度なAI機能を持つ競合他社に追いつくための取り組みは困難を極めている状況だ。
Metaの新設された「Superintelligence Labs」部門は、Scale AIのCEOだったAlexandr Wang氏が率いており、Pang氏もこの部門に参加する予定となっている。AI分野における人材獲得競争は今後も激化することが予想され、各社の技術開発戦略に大きな影響を与えそうだ。
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OpenAIからMetaに移るのはいくらお金を積まれても賛成できないけれど、AppleからMetaなら納得しちゃう・・。