Mark Gurman氏、9To5Macを退職ーーBloomberg Newsに転職へ
【image via Tech Insider】
あの大物リーカーがさらなる活躍の場を求めて次なるステージに旅立っていった。
Tech Insiderによると、9to5Macで数々のリーク情報を報じてきたMark Gurman氏が2016年5月31日をもって同メディアを退職していたことを明らかにしている。
iPadやMacBook、「Siri」や「iOS 7」など実績多数
Mark Gurman氏はなんとまだ22歳。15歳の時に入社し、最終的にはシニアエディタとして9to5Macを支えてきた。
名前が出てくることが少ないためAppleの最新情報を追っている人ではない限り知らないかもしれないが、Appleのリーク情報に関しては華々しい実績を持つ。最初に発掘したリーク情報は、Appleが後のiPadとなるタブレットデバイスを開発していることを裏付ける「iSlate.com」を発見したこと。その後、「Siri」が「iPhone 4s」に搭載されることや「iOS 7」に関する情報、Retinaディスプレイ搭載のMacや12インチ型MacBook(当時は「MacBook Stealth」と言われていたのも懐かしい)の正確なリーク情報もすべて彼自身の情報網を通じて報じられてきた。
今となっては9to5MacはApple情報を追う人間としては絶対に欠かせないメディアとなった。Gurman氏の貢献無しでは語れないだろう。
大物が抜けたことによって以前のような世間を賑わすようなリーク情報は減るかもしれないが、信頼度の高い情報は引き続き発信され続けるだろう。特に最近ではiDownload Blogの動画担当であるJeff Benjamin氏が移籍してきたことから動画コンテンツが充実している。
なお、Mark Gurman氏と9to5Macの関係は引き続き友好的とのことで、自分自身のステップアップのためにBloomberg Newsに転職。転職することは前々から決まっていたという。
新天地での働き始めは7月。今後の活躍が楽しみだ!
(via Tech Insider)