Apple、App Storeの検索連動型広告をサードパーティ製のアプリにも解放か
Appleは、検索連動型広告をサードパーティ製のアプリにも解放するべく、過去1年間でPinterestやSnapchatと協議をしていたとWSJが報じている。
あくまでもApp Storeのアプリ広告が表示される仕組み
Appleは2016年にApp Storeの検索連動型広告「Search Ads」を提供開始した。「iAd」に変わるAppleの新しい広告サービスとなっていて、App Storeで検索したキーワードに対し、マッチするアプリ広告がある場合はそれが検索結果の最上部に表示される、という仕組みだ。
サードパーティアプリが導入することにより、例えばPinterestアプリで「ドレープ」を検索しているユーザーに対してインテリアデザインのアプリ広告が表示され、Snapchatで「NFL」を検索しているユーザーに対してはチケット購入アプリが表示される、という仕組みになる。
「Search Ads」は10億ドル規模のビジネスであると言われている。今回の取り組みを実施した場合、発生する売上はAppleと分配する。料率はアプリごとによって異なるとのこと。
かつての「iAds」は一般的なディスプレイ広告のように機能していたが、「Search Ads」はあくまでもApp Storeアプリの広告が表示される。
Appleは5月31日に「Search Ads」においてスクリーンショットをA/Bテストする機能を導入したことを発表した。サードパーティへの解放に関する詳細は「WWDC 2018」で発表されると期待される。
(via 9to5Mac)
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