皆既月食とターコイズフリンジ。R5+RF100-500mmで撮影に成功
オゾン層が生み出す青い帯、地球ならではの神秘的現象
皆既月食の撮影中、「ターコイズフリンジ」や「ブルーベルト」と呼ばれる現象を収めることができた。使用した機材はCanon EOS R5とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM。三脚はPeak Design Travel Tripodのカーボンモデル。 複数の露出でブラケット撮影し、HDR合成した。すべて初めての経験で手探り状態だったが、膨大な枚数を撮影した中で成果物が残せたことはラッキーだった。
皆既月食になる途中、明るい部分と暗い部分の境目に青色っぽいラインが出現するのだけど、これは「ターコイズフリンジ」って言うらしい。撮れたよ!褒めて! pic.twitter.com/aFFr3i0ryp
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2022年11月8日
皆既月食やターコイズフリンジの仕組み
皆既月食は、太陽と月に地球が一直線上に並ぶことが見られる。月は本来、太陽光の反射で光り輝いている。地上からは灰色に見える。
皆既月食の最中は太陽光が当たらないはずだが、赤銅色に染まる「ブラッドムーン」と呼ばれる現象が起きる。地球の大気を通過した波長の長い赤い光が錯乱されず、大気をレンズのように屈折して本来影となっている部分に入り込むからだ。
ターコイズフリンジの発生は、大気圏にあるオゾン層が関係している。赤い光はオゾン層が吸収するが、青い光は通過。月面に投影されて出現され、青い帯として月に投影される。
なおターコイズフリンジの写真を巡り、「天然のポケモンボール」「完全にマルマイン」「ベビーカステラ」など想像力を膨らませていたが、フリンジが移動するに連れて、メロンボール化していった。美味しそう。
雲がかったブラッドムーンも綺麗だった
「月なんて撮影して何が楽しいの」と思いながらもなんだかんだでカメラを毎回構えているが、今年は試行錯誤が功を奏し、雲がかったブラッドムームを満足いく仕上がりで撮影できた。あわせて見てもらいたい。
月食の仕組み、月が赤く見える理由は国立天文台の解説記事、ターコイズフリンジは「星のつぶやき」をもとに理解を深めた。
またパパママ向けの余談だが、月に関する絵本は、『お月さまってどんなあじ?』『パパ、お月さまとって!』『おつきさまこんばんは』『もしきみが月だったら』がおすすめ。月の楽しみ方を提案する絵本としてどれも素敵なので、機会があれば図書館や本屋などで手に取ってもらいたい。
ありがとうございますー!!僕もコツコツと買い集めてきた機材なので、こうやって皆さんに披露して喜んでもらえるのは嬉しいですね!こういう形の月は望遠レンズだったり安定した三脚など色々と機材が欲しくなってしまいますが、月を撮影する、ということだけであれば、条件さえ整えば魅力的な写真を高性能を必要としないカメラでも十分撮影できるので、「自分の機材にマッチした最高の1枚」を追求するのも良さそうですね!
最近思うんですよね。何かしら制限があったほうがやっぱり人間頑張れるってw 得意分野・不得意分野、強み・弱みを知ることが大事。それらを見極めた上で、得意分野や強みを活かして戦う。これ大事だなって。
……何の話だ/(^o^)\では良い1日を〜✋
ぜひぜひー!!!!!現像楽しんでくださいー!!
ありがとうございます✌
めっちゃすてきです!
いい感じに仕上がっていますね。
雲と赤銅色の月は妖しい雰囲気で、これから何か起こりそうです。
私も月食を撮影してあって、ちょっと青っぽく写っている部分も見えるので現像で頑張ってみる予定です。
おはようございます。
これはすごい!
まだ高価なミラーレスカメラを買う財力がない僕ですが、いつか自分の手でこういう写真を収めてみたいと思いました。
お疲れ様です!