【レビュー】自動掃除機ロボット「Anker RoboVac 10」の掃除する姿が愛おしい!意外とデキる子で感心した
「Anker RoboVac 10」を使ってみて分かったアレコレ
初の自動掃除機ロボット「Anker RoboVac 10」。実際に使ってみた感想をまとめておく。
掃除機にしては静かな動作音
使う前から個人的に気になっていたのは掃除中の音。黙々と作業している最中に動作させると気が散るのだろうか。
無音というわけではないので気になる人は気になるとは思うが、僕の印象としては「意外と静か」ということと「タイヤの音がうるさい」という2つだ。
実際に掃除機としての音は正直それほど気にならない。コードレス掃除機「Anker HomeVac Duo」よりは静かに掃除をしてくれる。サイドブラシは終始カサカサ音を立て、回転ブラシは低音を響かせながらゴソゴソと音を立てているが、これは予想の範囲内。
ただ、気になったのは前輪の音だ。回転するたびにキュッキュッと高い音を立てるのは正直耳障りだ。これは一般的にはこういうものなのだろうか。
掃除漏れは絶対あるが、掃除しないよりは絶対マシ
自動掃除機ロボットだけで部屋の掃除が完璧だと思っている人もいるかもしれないが、ハッキリ言ってそれは絶対にあり得ない。
本体が約31cm × 31cm × 7.6cmというサイズであることによって入り込めない家の隙間は無限にある。よって、部屋を隅々まで綺麗にするためには別途クイックルワイパーがあったほうが良いだろう。「Anker HomeVac Duo」が同時に発表されるのは同時購入することを想定していたのかもしれない。
ただ、一方で自動掃除機ロボットがあるお陰で家の床を常に一定レベルで綺麗に保つことができるのは物凄く便利だ。僕は犬を飼っている関係でほぼ毎日掃除機を掛けるようにしているが、忙しい時期になると数日間掃除ができず、必然的にホコリが溜まってしまう。
「Anker RoboVac 10」があれば仕事で切羽詰まっていても仕事をしている最中に最低限の掃除はしっかりとこなしてくれる。僕は犬が心配なので使う機会は少ないかもしれないが、掃除のタイミングをスケジュールすることも可能となっているため、自分が何をしていようと部屋を掃除してくれる。
ゴミ捨ては慎重にやりましょう
冒頭ではダスト容器の取り出し方を紹介したが、実際に掃除を完了した「Anker RoboVac 10」のゴミを捨てようと取り出した瞬間、ゴミが床に落ちてしまうハプニングが起きてしまった。
すかさず「Anker HomeVac Duo」で吸い上げたので事なきを得たが、ダスト容器は慎重に取り出した方が良さそうだ。
これからもバリバリ使い続けたい「RoboVac 10」
「Anker RoboVac 10」で人生初の自動掃除機ロボットデビューした僕だが、思っていた以上にしっかりと掃除をしてくれることから非常に気に入った。これからは毎日犬の散歩をする時に家の中を掃除させておけば犬も怖がらずに済み、床も綺麗に保たれ一石二鳥だ。
掃除しきれていない場所は「Anker HomeVac Duo」を駆使するか、もともと使っていた「DC62」を使って仕上げれば良い。
何よりも魅力的なのはその価格。通常価格は25,110円となっていて、ルンバの最安モデルでも1万円近く安い。最新モデルの「ルンバ980」に至っては10万円以上もするので「Anker RoboVac 10」はその4分の1の価格だ。圧倒的に安い。
なぜ価格が重要かというと、先ほど書いた通りこの自動掃除機ロボットだけでは掃除が完結しないからだ。家具もほとんどなく、床スペースの多い広い部屋に住んでいない限り、掃除漏れは起きる。
だからこそ手が届きやすい価格である「Anker RoboVac 10」は自動掃除機ロボットを探している人にはオススメしたい。徹底した高スペックを求めない限り、十分だろう。
| Anker RoboVac 10 | |
|---|---|
| 入力 | AC 100 240V 50/60Hz |
| 出力 | 19V / 0.6A |
| サイズ | 約31cm × 31cm × 7.6cm |
| 重さ | 約2.3kg |
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