Facebook、ウェブブラウザの閲覧履歴を広告ターゲティング目的で利用することを発表
Facebookは収益化に対して本気だ。どのようにして収益化するかというと、今一番力を入れているのは広告だ。広告を出すということはその広告を目にする僕らユーザーが興味関心を抱くような広告でなければ意味が無い。つまり、ユーザーと広告のマッチング精度が非常に重要になってくる。
Facebookはその精度を今後改善する見通しだ!Facebookは今後ウェブブラウザの閲覧履歴を広告ターゲティング目的で利用すると発表している!
Facebook広告が表示されている理由を確認可能!
ネットで見る広告を極端に嫌がる人も少なくないようだが、なるべくユーザーの趣味嗜好と合致した、最適化された広告が表示される仕組みになっている。既に他のアドプラットフォームもこの技術を取り入れていることから、Facebookがブラウザの履歴を広告ターゲティング用に利用すること自体は革新的なことではない。自社プラットフォーム以外の情報を追加することによってより効果的な広告を配信することが可能になる。
Starting soon in the US, we will also include information from some of the websites and apps you use. This is a type of interest-based advertising, and many companies already do this.
ただ、ユーザーと広告の間に立つFacebookは常に平等な立場で広告を配信することができるわけではない。広告主が特定の人を絞らずに幅広い属性の人をターゲットとして広告を配信したい場合、自分の趣味嗜好とは合わない広告が表示されるケースもあり得る。その場合は以下のようになぜその広告が表示されているのかを確認することもできれば、その広告主からの広告が表示されないようにすることも可能。
以下英語となっているが、この仕組みついて解説している動画が公開されているので、載せておく!
How Ads Work on Facebook from Facebook on Vimeo.
広告ターゲティング用にウェブブラウザの閲覧履歴の利用はまずはアメリカから提供を開始し、数ヶ月以内に全世界で導入する予定。
(via Gizmodo)