Ankerが初のカフェ事業参入!全席で急速充電可能な「Anker Store & Cafe 汐留」レポート
本日オープン。ワイヤレス充電台完備、ミーティングルームも設置
アンカー・ジャパンが初のカフェ事業に参入し、店内全席で急速充電が可能な直営店「Anker Store & Cafe 汐留」を2025年5月24日にオープンする。世界No.1モバイル充電ブランドとして知られる同社が、カフェで食事をとる時間にも快適でスマートな充電環境を提供することで、顧客の生活をより豊かにしたいという思いから企画された新業態だ。
店舗はカレッタ汐留B2階に位置し、都営大江戸線「汐留駅」から徒歩1分、JR山手線「新橋駅」汐留改札から徒歩4分という好立地に出店している。営業時間は平日8:00-21:00、週末・祝日9:00-21:00となっている。
僕は今回、「Anker Store & Cafe」のプレオープンに参加させてもらい、先行して体験してきたのでレポートしたい。Ankerがカフェ事業を手掛けたのは一見不思議に思えるが、よくよく考えてみたら僕らがカフェで作業をする際に活用している製品の多くを、Ankerが提供してくれている。ケーブル、USB充電器、モバイルバッテリー、充電台など、そのような製品を安定したWi-Fiと電源が確保されている場を用意することは、自然と言えば自然だ。
全席に充電機能を完備、実際の使い勝手は上々
「Anker Store & Cafe」の最大の特徴は、店内全席にスマートフォンを急速充電できるUSB-CケーブルやLightningケーブルに加え、置くだけで機器を充電できるワイヤレス充電機能を備えたテーブルを設置していることだ。食事中や外出時のちょっとした時間でも充電を手軽に行える環境を実現している。
実際にテーブルを使ってみると、各テーブルにはUSB-CとLightningケーブルが両サイドに用意されており、最大45W出力で充電できる。MacBook Proで高出力を必要とするシーンでは物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、各種スマートフォンおよびMacBook Airを使う大多数の人には十分だ。どうしてもMacBook Proの給電が間に合わないという人は、備え付きのコンセントを使うことができる。
机の上にあるワイヤレス充電台はQi2対応で、つまりiPhoneを最大15Wで充電できる。これはめちゃくちゃ便利だし、家の机も全部この仕組みを導入したい。Ankerが将来的に家具事業に参入したりして!
リーズナブルな価格設定と快適な作業環境
ブラックコーヒーの価格で言うと、付近のスターバックスよりも実は安い(350円)。安くてWi-Fiが利用できて、コンセントだけではなくケーブルやワイヤレス充電台まで完備されているAnker Cafeのほうが「作業用カフェ」としては断然魅力的であることは言うまでもないだろう。
Wi-Fiももちろん完備されており、30〜50Mbps前後は出ているため、大容量データのアップロードが必要なシーンでも快適にできるだろう。
プライベート空間を確保できるミーティングルーム
さらに外出先でも静かな環境でミーティングをしたいというニーズに対応するため、4つの打ち合わせ用個室を設けている。1名用の個室を3つ、打ち合わせも可能な4名用個室を1つ設置し、オンライン会議や電話に利用できる。
カフェとしては珍しい会議室が用意されているのは大きな特徴だ。4人用はディスプレイなども完備されており、各部屋にヘッドホンなどが設置され利用できるようになっている。利用料金もリーズナブルで、1名用は160円/15分、4名用は480円/15分の料金設定だ。
一般的なカフェの席でイヤホンをしながら大声で企業秘密をベラベラ話しながら画面を全世界に公開しながらウェブミーティングをするコンプライアンス意識ゼロのポンコツ社員を見る度に「あいつはいつクビになっても仕方ないな」と思うのだが、Anker Store & Cafeであればたかだか160円/15分をケチらなければ安心して会議に参加できる。
こだわりのオリジナルメニューを実食レポート
カフェメニューには「Charge」をコンセプトにオリジナルで開発した料理を用意している。スパイスからAnkerオリジナルで調合したカレーは、ココナッツミルクのまろやかな風味とスパイスが絶妙に調和した「チキンカレー(辛口)」と、濃厚なバターの旨味とトマトの酸味が溶け込んだ「バターチキンカレー(甘口)」の2種類を提供する。
実際にバターチキンカレーを食べてみたが、本格的な味で何度もの試食会を経て作られたこだわりのメニューとなっており、肉もゴロゴロと入っていて非常に美味しかった。甘口は食べやすくてペロリといける。
ランチに最適なサンドイッチは「ハムサンド」「エッグサンド」の2種類に加え、温かいチキンスープとツルッとした米粉の麺で構成される「ライスヌードル」も用意している。注目すべきはプロテインプレートで、1プレートで33gのタンパク質が摂れる。味付けは塩やオリーブオイルが別添えになっており、脂質をカットしたいという人への配慮として、猿渡CEOのこだわりで予めかけてあるのではなく別添えにしてある。
実は意外と知られてないが、猿渡CEOは2021年7月時点でBIG3合計400kgを上げる怪力CEOとなっており、2023年11月にはベンチプレス120kg達成を報告している。プロテインプレートへのこだわりも納得だ。
バータイムにはオリジナルビール「Anker 休息充電エール」や鮮やかなブルーでさっぱりとしたAnker ブルーレモンサワーなどのアルコール飲料も楽しめる。Anker Japan公式アプリからのモバイルオーダーやミーティングルーム予約にも対応し、待ち時間を短縮してスムーズに利用できるため、近隣で働くビジネスマンにも最適な環境となっている。
Anker Store併設で製品体験も可能
店舗にはAnker Storeも併設されており、充電器やイヤホンなどを中心としたAnkerグループ製品を実際に手にとって購入できる。常時100製品以上をラインナップし、新製品や人気製品を幅広く網羅している。
もちろん「Cafe & Store」なので、Anker製品をその場で買って帰ることもできる。カフェで使われているマグカップなども販売している。主な販売製品には以下が含まれる:
- Anker:モバイルバッテリー、USB急速充電器、ケーブル、USBハブ等
- Soundcore:完全ワイヤレスイヤホン、オープンイヤー型イヤホン等
- Eufy:紛失防止タグ等
サステナビリティへの取り組み
環境への配慮も重視しており、コーヒーにはフェアトレード豆を使用している。テイクアウト用の容器には再生紙を使用したものを採用し、ストローも焙煎時に排出されたコーヒー豆のシルバースキンを使用したものを採用するなど、洗練されたデザイン性を保ちながら環境にも配慮したサステナビリティ活動に取り組んでいる。
アンカー・ジャパン代表取締役CEO猿渡歩氏は「世界No.1モバイル充電ブランドのAnkerとして、食事の時間においても日常に欠かせないものとなった『充電』を通して、お客様の日々を支えていけるよう、ライフスタイルに寄り添うブランドとして、生活が豊かになるような機会を創出し続けて参ります」とコメントしている。
オープンを記念して先着400名にオリジナルデザインのコースターをプレゼントするキャンペーンも実施している。気になる人はチェックしてもらいたい。Anker Storeは2018年の事業展開開始から6年で35店舗まで拡大しており、今回のカフェ事業は同社の新たな事業展開として注目される。
店舗名 | Anker Store & Cafe 汐留 |
住所 | 〒105-0021 東京都港区東新橋一丁目8番8号 カレッタ汐留 B2階 |
電話番号 | 070-9343-4340 |
営業時間 | 平日:8:00-21:00 / 週末・祝日:9:00-21:00 |
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