【Google I/O】Google、自動車とスマホを連携させる「Android Auto」を正式に発表!
Appleが以前発表したiOSデバイスと連携するカーナビシステム「CarPlay」に対して、Googleは本日「Google I/O」にて「Android Auto」を正式に発表した!
基本的なコンセプトは同じ。Androidスマートフォンを車と接続することによって「Android Auto」が起動し、車のカーナビ用ダッシュボードから各種操作が利用できるような仕組みが提供される。
ナビゲーション機能の他、コミュニケーションアプリの利用や音楽の再生などが可能
Googleは「Android Auto」を開発するにあたってユーザーが運転中にどのようなアプリを利用したいと思っているかについて入念に調べたという。結果、ナビゲーション機能の他、コミュニケーションアプリの利用や音楽の再生などを利用可能にする方針だ。Androidスマートフォンからダッシュボードに出力する仕組みとなっているため、すべてのアプリを表示させるよりも効率的で何よりも安全だ。
運転中でも利用できることを目的としているため、「Android Auto」は音声操作が前提。最適化された「Google Maps」も音声操作によって目的地のルート検索だけではなく、閉館時間なども呼び掛けるだけで応えてくれる。テキストメッセージの送受信も画面を見ずに行うことができる。
「Android Auto」で提供されているAPIは「Android Wear」で提供されているものと同じ。デベロッパーは開発したアプリを別のプラットフォームへ移行しやすくなっていることも魅力だ。
既に自動車メーカー25社が「Android Auto」に登録、さらに今後40社が今度登録する見通し。年内までにホンダやクライスラー、ヒュンダイなどから対応した自動車が発表される見込み。
(via 9To5Google)
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