明らかにJailbreak(脱獄)の影響を受けたであろう、「iOS 7」の新機能10選
【img via Stockholm study trip 2013 – Screen Interaction – iOS7 (4) by Janitors】
WWDC2013で最も盛り上がったのは間違いなく「iOS 7」。これまで数年間ほぼ変わらずにきたUIをがらっと変え、これまでになかった新しい操作や機能を発表した。
当然僕も発表時は友達となぜかハイタッチするほどテンションが上がっていたが、冷静に考えると多くの機能は既に自分のiPhoneでも実現できている。そう、JailbreakされたiPhoneならね!
「iOS 7」にある機能で明らかにJailbreak(脱獄)の影響を受けたであろう機能をまとめたので紹介する!
Jailbreak Tweakを参考にしたであろう機能一覧
長らくJailbreakをしてきた僕としては「確かに!」と思う機能は多い。それでは以下からどうぞ!
時計アプリのリアルタイム表示
真っ先に「これはJailbreakの影響を受けているだろ!」と声を上げずにいられなかったのは時計アプリアイコンが実際の時間を反映する機能。まさにそれを実現する「LiveClock」はかなり昔からあるJailbreak Tweakだ。
アプリスウィッチャー
マルチタスクが発表されて以来、進化がまったくなかったアプリスウィッチャー。「Auxo」はマルチタスクバーをこの上なく最強にするJailbreak TweakとしてJailbreakerのい間で話題になったが、「iOS 7」のアプリスウィッチャーで完全に墓に葬られてしまった。きっと参考にした部分は何かしらあるはず。
【要Jailbreak】iPhoneのマルチタスクバーをこの上なく最強にするJailbreak Tweak「Auxo」 | gori.me
Control Center
Wi-FiやBluetoothのオンオフはいつでもどこからでもできるようにしたい。Appleが一向に対応しないため、それを可能にする「SBSettings」や「NCSettings」のためにJailbreakした人も多かったはず。「iOS 7」ではようやくホーム画面・ロックスクリーン問わずどこからでも設定項目にアクセスできるControl Centerが登場した。これは本当に、本当に嬉しい。
【要Jailbreak】SBSettingsの代わりにいかが?各種設定をNotification Centerから変更できる「NCSettings」 | gori.me
ライブ壁紙
ライブ壁紙を設定可能にするJailbreak Tweak「LivePapers」も「iOS 7」以降は必要無し。今後はiOS向けライブ壁紙アプリが流行りそうだね。
フォルダ
「iOS 7」からフォルダに入れることができるアプリ数は無制限。「FolderEnhancer」や「Infinifolders」で実現していた機能を次期iOSは採用している。
Safari
「iOS 7」のSafariは他のサードパーティ製アプリで実現されていた機能を数多く取り入れた。個人的に嬉しかったのはタブの枚数が無制限になったこと。「Tabs+」がなければできなかったことが脱獄無しで可能になる!
さらにGoogle Chromeにあるような検索ボックスとアドレスバーを一体化したOmnibarもようやく採用が決定。これまでは「Safari UniBar」というJailbreak Tweakを使って一体化していたが、その必要も、もうない。
【要Jailbreak】Mobile Safariのアドレスバーと検索ボックスを一体化する「Safari UniBar」 | gori.me
Notification Center(通知センター)
これまでロック画面で見られた情報は限られていた。JailbreakしているiPhoneであれば「Bulletin」を使ってロックスクリーンでも通知センターを表示することができたが、「iOS 7」ではロックスクリーンでも通知センターを開くことができるようになった。
見た目も改善されている。「FastBlurredNotificationCenter」を使って通知センターのテクスチャを排除し、背景をぼかしてモザイク風に変えていたが、「iOS 7」もフラット化推進の一貫で同じテイストを採用したようだ。確実にこっちの方がいいね。ナイス判断!
画面操作
「iOS 7」ではOSレベルで前の画面にスワイプで戻ることができる。Jailbreak Tweak「SwipeBack」を参考にしたかどうかは分からないが、前の画面に戻る動作は楽になりそうだ!
アプリの自動的アップデート
「iOS 7」からはアプリのアップデートを自動的にバックグラウンドで実行してくれる。それが面倒でJailbreakerの一部は「Auto App Updater」を入れていたという人もいるかもしれないが、次期OSではそれも組み込まれている。
3D風のホーム画面
「iOS 7」全体のデザインこそはフラットになったものの、レイヤーという概念を取り入れてホーム画面を立体的に表現している。これを実現するためには視差効果(Parrallax)を利用しているようだが、Jailbreak Tweak「DeepEnd」はiOS 6までのiPhoneで同等の効果を実現していた。僕はあまり好きではないが、立体的な表示は意外と需要があるようだ。
「iOS 7」でようやく脱獄する必要がなくなるかも?!
以上でJailbreak(脱獄)の影響を受けたであろう機能を10個ほど紹介した!他にも色々あるかもしれないが、そもそもJailbreakしていた理由は、使い勝手や操作性など色々と改善の余地があったから。「iOS 7」はまだまだ未完成だが、上記機能を見るだけでもJailbreakの様々な機能が取り入れられている。これは間違いなく良い流れだ。
正式リリース時には二度とJailbreakする必要性を感じなくなるぐらい、完成された素晴らしいOSになっていることを期待しよう!
(via iDownload Blog)
iOS9には公式対応ですねw
対応Appのみですが…
ウィジェット、ちょっと欲しいですよねー!まあ電池を消耗するという意味でちょっとあれかもしれませんが…。あったらあったで便利ですもんね、きっと。
僕は今のところiOS 7で落ち着いてますが、脱獄が発表されたらなんだかんだでやっちゃいそうですね…w
確かに。色々と脱獄アプリの影響をうけているようですね、ios7は。
まぁ、それでも自分に最適な環境を作り出せる『脱獄』という行為はやはり無くならないでしょうね。
いくら便利になったとはいえ、まだまだ改善の余地はあるように思えますし…。
その改善を自分勝手にできるということが脱獄の醍醐味ですから。
それと、私がほしい機能としてはウィジェットがほしいですね、やはり。
遅れました…!画面キャプチャで動画撮影あったらブロガーとしてはかなり便利になりますね…実装されなさそうですが…苦笑
あとは、画面キャプチャで動画撮影がほしい所。。。