Tim Cook、「僕らが作ったのはスタイラスペンではなく、鉛筆だ」
iPad Proは過去12ヶ月以内に発売されたノートPCの80%以上よりも高性能だという。まともな棒人間を描けないレベルの画力を持つ僕だが、どの程度の作業ができるのかを試してみるのが楽しみだ。
とは言え、iPad Proに関して多くの人が注目しているのはApple Pencilではないだろうか。かつてはSteve Jobsが全否定したスタイラスペンを用意したことに違和感を感じる人は未だにいるかもしれないが、現CEOであるTim Cook氏はThe Independentとのインタビューにて「スタイラスペンではなく、鉛筆だ」と主張。両者に明確な違いがあるとコメントした。
「スタイラスペンは太く、レイテンシーが酷い」
Cook氏は一般的なスタイラスペンを「(本体が)太く、レイテンシーが酷い」と指摘。さらに「スケッチするためには鉛筆のような見た目と描き心地を再現する必要がある」と解説した上で指先によるタッチをApple Pencilで置き換えるつもりはないことも明らかにした。
“Well, we didn’t really do a stylus, we did a Pencil. The traditional stylus is fat, it has really bad latency so you’re sketching here and it’s filling the line in somewhere behind. You can’t sketch with something like that, you need something that mimics the look and feel of the pencil itself or you’re not going to replace it. We’re not trying to replace finger touch, we’re complementing it with the Pencil.”
また、Smart KeyboardについてもiPad Proのためにデザインされたキーボードであることをアピールし、他社メーカーとは異なることを主張。現在、Cook氏はiPhone以外にiPad Proのみを持ち歩いているとのこと。
Cook氏は「現在Apple製品を使っていないユーザーが惹かれると思う」とiPad Proに対する自信を語った。既存ユーザーがアップグレードする理由にもなると良いが、やはりネックは10万円前後という価格。
果たしてどの程度売れるだろうか。iPad Proの予約開始は11月11日(水)からとなっている。
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(via Cult of Mac)