「iPhone 3GS」に対する初代iPadの大きさは、「iPhone 6s」に対するiPad Proと同じサイズ比率であることが判明
【img via Yutaka Tsutano】
Steve Jobs氏が初めてiPadを披露した時、世間は「iPhoneをただ大きくしただけのデバイスなのでは」という意見が圧倒的に多かった。これに対し、Jobs氏は「ノートパソコンよりも身近で、スマートフォンよりも遥かに可能性があるデバイス」として自信を見せつけた。
More intimate than a laptop and so much more capable than a smartphone
あれから数年が経ち、iPhoneは4.7インチと5.5インチモデルが標準になり、iPadも先日9.7インチよりもさらに大きい12.9インチのiPad Proが登場した。
iPad Proのディスプレイは横向きにした際に9.7インチディスプレイが縦向きにすっぽりと収まるサイズであることがスペシャルイベントでは説明されていたが、実はこの12.9インチというディスプレイサイズは「iPhone 6」が発表された時からもう決まっていたのかもしれない。
Tareq Ismail氏によると、「iPhone 3GS」に対する初代iPadの大きさは、「iPhone 6s」に対するiPad Proと同じサイズ比率であると指摘している!
「iPhone 6s」とiPad Proのサイズ比率は2.7倍
Ismail氏によると初代iPadの9.7インチディスプレイは「iPhone 3GS」の3.5インチディスプレイの2.7倍。そして計算してみると、iPad Proの12.9インチディスプレイは「iPhone 6s」の4.7インチディスプレイの2.7倍なのだ!
念のため、実際に計算してみることに。確かにどちらも2.7倍だ。
これが単なる偶然なのか、必然的にそうなったのかは分からないが、非常に興味深い。
(via Daring Fireball)