フルHD未満の「iPhone XR」をフルHDのスマホとディスプレイ比較 → 「iPhone XR」が選ばれる

Comparing iphone xr displays

iPhone XR」に搭載されているディスプレイは「Liquid Retina HD」。名前自体は格好良いが、中身は解像度1,792 x 828ピクセル、ピクセル密度326ppiの液晶画面

ネットでは採用されたディスプレイについて憤慨する人が続出。「iPhone XS」は2,436 x 1,125ピクセル/458ppi、「iPhone XS Max」は2,688 x 1,242ピクセル/458ppiでいずれも有機ELディスプレイを採用。「iPhone XS/XS Max」のスペックと比べると見劣りすることは事実。

特に解像度だけで言えばフルHD(1,920 x 1,080ピクセル)を下回っていることに対して批判の声が少なくないのだが、これに対し、テック系YouTuberのJonathan Morrisonが興味深い実験を実施。

「紙面上のスペックに惑わされるな」

フルHDのディスプレイを搭載した「Xiaomi Pocophone F1」を「iPhone XR」と並べ、それぞれのディスプレイのみが見える状態にして複数人にどちらのディスプレイが好みであるかを聞くという内容だが、驚くべきことに21人の被験者は全員「iPhone XR」を選ぶ、という結果になった。

いずれの端末も予めダウンロードされた同じフルHD画質の動画を再生し、ディスプレイの輝度は最大に設定。「iPhone XR」はノッチを非表示にし、True Toneも無効化した状態で実験が行われた。

「iPhone XR」を選んだ人(本人たちは単純に好みのディスプレイを選んでいるとしか思っていない)は黒の発色の良さ、視野角の良さ、輝度の高さ、シャープさなどが優れていると指摘している。

この動画でMorrison氏が伝えたかったのは「紙面上のスペックに惑わされるな」ということ。

「iPhone XR」のピクセル密度はiPhone 8」と同等。これまで「iPhone 8」以前の4.7インチモデルを使っていてディスプレイに不満がない人は、「iPhone XR」を使っていても粗いと感じる可能性は極めて低い。

実際に手元にある「iPhone XR」を見てもディスプレイに不満を全く感じない。「iPhone XS Max」と行き来してもピクセルの粗さは全くわからない。

一部ではフルHD以下のディスプレイによってフルHDの動画が再生されないという懸念の声が挙がっているようだが、少なくともYouTubeではフルHDの選択肢が用意され、フルHDからダウンサイズされた画質が再生される模様。こちらも画質にこれと言った不満はない。

何事も先入観だけで判断するのは良くない。「フルHD以下だから」「液晶だから」という理由で実機を見ずに「ディスプレイの品質が低い」と決めつけるのも良くない。

「iPhone XR」は個人的にもイチオシのiPhoneなので、購入を検討している人は店頭で実機を見てみることをおすすめする!

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