2014年の最悪パスワードランキングが公開！1位は「123456」

【img via ENTER YOUR PASSWORD by marc falardeau】

あなたの使っているそのパスワード、安全ですか？

僕らは日頃から様々なオンラインサービスを利用している。大抵の場合、ログイン用のIDとパスワードをセットでユーザー登録をすることが多いが、中には信じられないほど簡単なパスワードを設定する人がいる。簡単すぎてハッキングされて当たり前とも言えるパスワードだ。

SplashDataが2014年の「最悪パスワードランキング」を発表していたので、紹介する！

「123456」「password」「qwerty」などがランキング上位

2014年における最悪なパスワード1位に輝いたのは「123456」。2位が「password」。昨年はiCloudやDropboxを含め、多数の大手サービスによるID/パスワードの流出事件が発生したのにも関わらず、このような安全性が極めて低いパスワードを使っている人が未だにいるということに驚きを隠せない。

最悪パスワードランキングは25位まで発表されていたので、以下に載せておく。

最悪パスワードランキング2014

1. 123456
2. password
3. 12345
4. 12345678
5. qwerty
6. 123456789
7. 1234
8. baseball
9. dragon
10. football
11. 1234567
12. monkey
13. letmein
14. abc123
15. 111111
16. mustang
17. access
18. shadow
19. master
20. michael
21. superman
22. 696969
23. 123123
24. batman
25. trustno1

サービスごとにパスワードはしっかりと変えましょう

自分の設定したパスワードが上記にないからと言って安心しているようではまだまだ甘い。英数字や大文字小文字、場合によっては記号なども組み合わせて推測されにくい、強固なパスワードを設定しているだろうか。

これほどセキュリティに関する事件が多発していても未だに絶えないのが、すべてのサービスで全く同じ組み合わせを使っている人。大して複雑ではないパスワードを設定し、複数のサービスに付き回すことによって昨年世間を賑わせたLINE乗っ取り事件のようなことが起き得るのだ。

要は、同じ組み合わせを使っている場合、1つのサービスからメールアドレスやパスワードが流出した時に他のサービスにも不正ログインできてしまい、個人情報を大量に盗まれる可能性がある。

幸いにも「1Password」も無料化され、「iOS 8」で簡単にIDやパスワードを呼び出すことができるようになった。複数のパスワードを設定しても覚えるのが大変、という悩みも解決できる。

ネット上のセキュリティにおいて大事なのは自分の安全性を過信しないこと。パスワードの変更は手間だが、一度変えれば済む話なので使いまわしている人はしっかりと個別のパスワードをサービスごとに設定しましょう。

（via Re/code）