悲報。Studio Display、最新ファームウェアでも画質は改善せず

今後のファームウェアアップデートでも劇的な改善が期待出来ない理由

Studio Display iMacPro WebCam Comparison

Studio Displayの最新ファームウェアアップデートでは、内蔵カメラの品質、ノイズ軽減、コントラスト、フレーミングが改善されているはずだった。最新バージョンを検証したユーザーによると、多少の改善は見られるが他のAppleデバイスに比べて色褪せているという。

Jason Snell氏によると、センターフレーム利用時における画角のクロッピングが抑えられているという。James Thomson氏の公開した画像によると、「ファームウェア・アップデート 15.5」では画質は多少改善されているが、iMac Proの内蔵カメラに比べて明らかに画質の粗さが目立つ。

画質劣化の原因、「超広角レンズの採用」というハードウェア選定ミス

9to5Macは、Studio Displayのカメラはソフトウェアの問題ではなく、超広角レンズを採用したことに原因があると分析。光学ズーム機能は備わっておらず、センターフレーム機能を利用する際は常にデジタルクロップを行うため画質が劣化する

iPhoneの超広角レンズで撮影した写真を、広角レンズで撮影した写真に合わせてクロップすれば、画質の劣化が体感できる。例えるならば、画質の粗いYouTube動画を離れて見ていても気にならないが、近くで見ると粗さが目立つ状況と似ている。

以下は、700万画素の旧型iPad Airと1,200万画素の超広角レンズを搭載したiPad miniで撮影した写真。超広角レンズの写真は、「超広角の画角で撮影したものを通常の写真のように切り出す」方法で表示されるため、1,200万画素をフルに利用できず画質の劣化は避けられない

超広角レンズを搭載したAppleデバイスは、同様の現象が確認されている。YouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」は、iPad Pro(2021)のレビューで内向きカメラの画質劣化を指摘している。

Studio Displayのカメラ画質は、ハードウェアに原因がある。今後のファームウェアアップデートでも劇的に改善する可能性は低い。カメラ画質を必要とするのであれば、「Logicool C980GR」や「Anker PowerConf C300」などの外付けウェブカメラを活用したほうが良いだろう。

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