新型Studio Display、2025年発売を示唆する「3つの根拠」
Mac Studio新モデルとの同時発表も視野に、スマートホーム機能搭載の可能性
新型Studio Displayの発売が2025年に予定されている可能性が高まっている。Apple情報専門サイトとして長年情報を追ってきた9to5Macが、この見通しを裏付ける3つの重要な根拠を指摘していたので、紹介する。
第1の根拠は、新型Mac Studioとの同時発売の可能性だ。初代Studio Displayは2022年3月にMac Studioと同時に発表された経緯がある。Apple情報に詳しいアナリストらによると、M4チップを搭載した新型Mac Studioが今年夏のWWDCで発表される見込みだ。
第2の根拠として、サプライチェーン分析で知られるMing-Chi Kuo氏が2023年4月時点で、2025年の発売を予測している点が挙げられる。この予測は2024年9月の時点でも変更されていない。
第3の根拠は、新機能が他のApple製品と連携する点だ。Bloombergの著名ジャーナリストMark Gurman氏によると、新型Studio Displayは待機時にスマートホームディスプレイとして機能する可能性がある。これは今春発売予定の新型HomePadの機能と一致する。
また、ポッドキャスト番組「Upgrade」に寄せられた匿名の情報筋によると、新型Studio Displayは90Hzパネルを採用している。これは新型iPad AirやiMacにも搭載される技術とされ、Apple製品全体での技術統合を示唆している。
進化が期待できなこと:価格
Studio DisplayはPro Display XDRに比べると半額以下で購入できるため、Apple純正ディスプレイとして一定の支持を得ている。しかし、HDR非対応など「20万円以上もするのに?」と言わざるを得ないような仕様が採用されており、万人にとって「費用対効果が良い」とは言い難い。
新しいStudio Displayは大幅な値下げは考えづらく、同価格帯もしくは値上げも十分あり得る。最近では、MacBookの内蔵ディスプレイと同じMacと同じDisplay P3色域を採用したBenQ製やミニLEDを採用したINNOCN製などの製品が登場しており、Apple純正にこだわらなければ費用対効果の優れた製品が見つかるだろう。
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