Dellの新しい40インチ型5K2Kディスプレイは120Hz、600ニト、140W充電対応。下からUSBポートが飛び出す
目に優しい高性能ディスプレイ、日本円にして約35万円。2月末に米国で発売へ
Dellは1月3日、最新の40インチ型5K2Kディスプレイ「Dell UltraSharp 40 Curved Thunderbolt™ Hub Monitor (U4025QW)」を発表した。
ディスプレイの特徴は、目への負担軽減。TUV Rheinland(テュフ・ラインランド)が策定した目への負担を計測する認証において、5つ星レーティングを獲得した製品となっている。
目への負担を軽減する仕組みとして、120Hzのディスプレイリフレッシュレートを実現し、色温度や輝度を自動的に調整する照度センサーを搭載。ブルーライトを軽減するべく「Dell ComfortView Plus」を改良し、LEDバックライトの輝度を50%から35%まで低減することに成功したという。
ディスプレイサイズは40インチ、解像度は5120 x 2160。IPS Black技術による2000:1のコントラスト比、DCI-P3とDisplay P3のカバー率99%率を実現。DisplayHDR 600認証を取得しており、画面輝度は600ニト以上と見られる。Thunderbolt 4ポートでデバイスと接続し、最大140Wの電力を接続元に供給できる。
2つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートが本体下部から飛び出す仕様となっており、背面側に回らずにUSBポートが利用できる仕組みは便利そうだ。データ通信速度や充電出力などの詳細は明らかになっていない。
ネックは価格になるだろう。現行のDELL製40インチモニター「U4021QW」は23万円。セールになっても20万円を切ることはない。現行モデルから劇的に進化を経た最新ディスプレイは、米国で2,399.99ドル、記事執筆時点のレート換算で347,284円となる。
毎日見て使うものだから、作業効率が上がるツールだから、などと高性能なディスプレイを買う理由を正当化してきても、35万円のディスプレイは勇気がいる。
なおPro Display XDRは最安モデルでも72万円台。約22万円のStudio Displayが安く見えてしまう。
「U4025QW」は米国で2月27日より発売を予定している。
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