マグネット式コネクタ「Snapnator」が登場!新型MacBook ProにMagSafeを復活
新型MacBook ProにはMagSafeのようなUSB-Cアダプタが同梱されるという噂があったが、残念ながら実現されていない。GriffinからMagSafe風USB-Cアダプタ付ケーブル「BreakSafe」が発表されていたが、新型MacBook Proは利用できない(その理由は後述する)。
そこで登場したのが「MacBook Pro (Late 2019)」を含むUSB-CデバイスにMagSafeのようなマグネット式コネクタを追加するアダプタ「Snapnator」。現在、Kickstarterにて資金調達を行っているが、既に目標を大幅達成。
MacBook Pro(2016)をMagSafe化
「USB-C/Thunderbolt 3」が最強のポートだということは分かる。だが、同時にMagSafeは最高であり、最強だった。
取り付ける時もケーブルを端子に近づければ吸い寄せられるようにくっつく。ピタッと。向きを気にする必要もなく、押し込む必要もない。近づければいいだけだ。抜く時も優しくケーブルを外せば簡単に外せる。
新型MacBook Proに採用されているUSB-Cポートにはそのようなメリットはない。上下どちらでも挿すことはできるものの、片手で取り付けるのは難易度が高い。片手で取り外すにもコツが必要だ。
SnapnatorがあればMagSafeと同じような使い勝手が実現できる。ケーブル側にアダプタを、MacのUSB-Cポートにコネクタを取り付けておけば使い慣れたMagSafeが復活。取り付けも取り外しも片手で楽に行える。
新しい13インチ型MacBook Proは61W、15インチ型MacBook Proは87Wの電力が必要とされているが、Snapnatorはいずれにも対応。一方、Griffin製の「BreakSafe」は最大60Wまでにしか対応していないため、61Wが必要な13インチモデルはギリギリアウト、15インチモデルは完全に利用不可となっている。
現状、MacBook Pro(2016)をMagSafe化するためにはこのSnapnatorしか無いようだ。
もちろん、SnapnatorはUSB-Cデバイスであれば利用可能。最近少しずつ増えてきたUSB-C端子を搭載するAndroidスマートフォンでも利用可能だ。
残り52日もあるが、目標25,000ドルのところ、既に53,461ドルが集まっている。支援者には2017年1月31日までに出荷予定とのこと。