AirPodsはロスレス非対応、AirPods Maxは有線接続でも再生できない
Appleのオーディオ製品はいずれもロスレスオーディオをサポートしない
AirPods、AirPods Pro、AirPods Maxは、Apple Musicのロスレスオーディオをサポートしない。Appleが、T3を通じて認めた。
Appleのロスレス音源は、Apple Lossless Audio Codec(ALAC)でエンコードされており、サンプルレートは、CD音源に相当する44.1kHz/16bitからハイレゾ品質に相当する192kHz/24bitまで利用できる。音質の劇的な向上すると同時に、従来に比べてファイル容量も劇的に増える。AirPodsシリーズはiPhoneとの接続時、BluetoothのAACコーデックに限定されており、ALACファイルを受信することができない。
AirPods MaxにDACを接続した場合の対応可否は不明
AirPods Maxは、Lightningケーブルを使用した有線接続が可能だが、MacRumorsによると、ロスレスオーディオをサポートしないという。AirPods MaxのLightningポートはアナログ出力に限定されており、デジタルオーディオフォーマットの出力をサポートしない。デジタルアナログオーディオコンバーター(DAC)使用した場合、ロスレスオーディオをサポートするかは不明だ。
HomePodとHomePod miniも、リリース当初はロスレスオーディオに対応しないが、将来的にソフトウェア・アップデートで対応する。
現行のAirPodsシリーズとHomPodシリーズは、Dolby Atmosの空間オーディオには対応する。Apple Musicのロスレスオーディオおよび空間オーディオは、6月から提供開始する予定。Apple Musicユーザーは追加費用なしで利用できる。
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既存技術で言えば、ソニーが展開しているLDACは1Mbps弱のオーディオ帯域ではなかったでしょうか?非可逆圧縮ですが、元々からハイレゾ(96kHz32bit)用に出来てますし、CD音質をロスレス、あるいはそれに近い形で届けることができるのではないかと。
ただ、ソニーは現行のTWSではバッテリー持ちの懸念から搭載を断念していましたね。少なくとも現行のAirPods Proでは無理でしょう。
AirPodsProの仕様を調べたらBluetooth5.0だったのですが、このバージョンのBluetooth Low Energy の最大帯域は2mbpsなので、CDレベルの音質をALAC等で圧縮して1mbps程度にしたあと、イヤホンに転送する場合には一応可能に見えます。
しかしながら、実効帯域の面で不安は残るので、AirPodsのクラス1のBluetooth出力がどう効いてくるか…ってとこですね。
AirPods Pro Maxとか出してきたりして…
好きうなくともAirPodsのBluetooth接続は、ロスレスオーディオの再生は技術的に不可能です!Bluetoothはロスレスオーディオを伝送するために十分な帯域がないため、アップデートで対応することは難しいです。
一方で、AirPods Maxの有線接続は、ファームウェアのアップデートで対応するコーデックを追加すれば不可能ではない……というのを読みました。が、実際どうなのかは分かりません……
これって、AirPodsのファームウェアアップデートやiOSアップデートで対応する可能性はあるのではないでしょうか?
Apple musicの機能が自社で販売するAirpodsで対応しない状況をAppleが放置するというのはちょっと考えづらいのですが・・・
AirPodsはイヤホンというよりガジェットですもんね。いい意味でも悪い意味でも
ほんとそれ………………
AirPods Max、あんなに高いのに…