Apple、自社設計のMicroLEDディスプレイを開発か
Appleは自社設計のMicroLEDディスプレイ技術を開発しているとBloombergが報じている。これまでAppleはディスプレイをSamsungやLGに外注してきたが、ついに内製化に踏み切ったと見られる。
まずはApple WatchにMicroLEDを採用する可能性
AppleがMicroLED技術に関心があると報じられたのは今回が初めてのことではない。2014年には同技術のコンシューマー向けディスプレイを取り扱う企業「LuxVue Technology」を買収。
Bloombergによると、AppleはMicroLEDディスプレイに膨大な投資を行っているとのこと。MicroLEDは有機ELとは異なる発光技術を使用し、搭載デバイスはより薄くなり、電池持ちが改善され、ディスプレイは明るくなるとされている。
MicroLEDディスプレイの開発は有機ELディスプレイよりも遥かに難易度が高く、1年前には開発プロジェクトを中止しかけたが、現在は大幅に進展しているとのこと。
Appleは2017年5月時点でMicroLEDディスプレイ搭載製品の少量生産を開始されたと報じられていた。最初にMicroLEDディスプレイが採用されるデバイスはApple Watchになると見られているが、現状は完成とは程遠く、2年以内の製品化を目指す。
iPhoneは3〜5年後に実現すると見られ、直近のiPhoneは引き続き有機ELなど既存技術および外部パートナーに頼る事になりそうだ。
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