Appleの自動運転技術用テスト車両数、1月から約2倍に
Appleが現在使用している自動運転技術用テスト車両数は45台まで増えたとFinancial Timesが報じている。
2017年4月に「Lexus RX450h」の2015年モデルを3台からスタートしたテスト車両だが、今年1月には27台まで拡大。たった2ヶ月でテストする車両数を倍近くまで増やしていることが明らかになった。
自動運転車両数はGMに続く2位!WaymoやTeslaを上回る
カリフォルニア州車両管理局から同州内における自動運転技術をテストする認可を受けている車両数は、Appleが2位。1位はゼネラル・モーターズとなっていて、110台を使用してテストしているとのこと。
一方、Waymoは24台、Teslaは39台、Uberは29台を使って自動運転技術の実験を行っているそうだ。
$AAPL scooplet: Apple now has 45 cars testing autonomous systems in California, up from 27 in Jan & 3 last April, @CA_DMV figures show. That’s more than Waymo, Uber or Tesla in CA, as their testing moves to AZ https://t.co/Eohql6Qq70 pic.twitter.com/5ZdDIIAtxT
— Tim Bradshaw (@tim) March 20, 2018
この車両数はあくまでもカリフォルニア州内における車両数となっていて、Waymoなどはアリゾナ州など他の州でもテストを行っているとのこと。
全自動運転が実現すれば世の中は大きく変わることは間違いないが、法規制も含め、実現まではまだ掛かりそうだ。The New York Timesによると、アリゾナ州においてUberの全自動運転車両が女性と接触事故で死亡してしまう事故が発生。
警察は「全自動運転車両関係なく、避けることは極めて難しい」状況だったと判断しつつも、運転席にいたドライバーが責任を問われる可能性があるとして、捜査を進めている。
(via MacRumors)