Apple、6Gを見据えたエンジニアの募集を開始か
6Gの研究およびデザインが主業務
Appleは、6G(第6世代移動通信システム)技術の開発に着手している可能性がある。Bloombergによると、Appleは「通信ネットワーク用の次世代(6G)ワイヤレス・コミュニケーション・システムの研究およびデザイン」を主業務としたエンジニアの募集を行っているという。
Appleは、iPhone 12シリーズで5Gに対応しているが、Qulacomm製モデムチップを搭載している。6Gは2030年の実用化を目処に進められているが、早々に着手することで優位に立つことを目論んでいるのだろう。
6G、通信エリアに入ると自動充電される仕組みも実現か
6Gでは、100Gbps以上のスピードでデータの伝送が行え、宇宙空間からの衛星通信にも実装されるという。5Gは高画質・大容量のデータを伝送することに特化しているが、6Gはさらなる精度向上により、大容量通信は常識になるだろう。
モバイル端末は「自動ワイヤレス充電」技術により、6Gの通信エリアに入ると自動で充電される仕組みも計画されているそうだ。
Appleは昨年11月、6G推進団体「Next G Alliance」に参加。Next G Allianceの目標は、6Gにおける北米のモバイルテクノロジーのリーダーシップを推進しながら、長期的な5Gの進化を促進することだ。他にもCharter、Cisco、Google、Hewlett-Packard、Intel、Keysight Technologies、LG、Mavenir、MITRE、VMwareが名を連ねる。
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