Appleが昨年課された制裁金は21億ドル。わずか1週間で払えるらしい
テック大手5社への制裁金総額82億ドルも、各社の収益からすれば微々たる影響
2024年にAppleに科された制裁金は21億ドルに達したものの、同社のキャッシュフローからすると、わずか1週間で支払い可能な金額であることが明らかになった。
暗号化メールサービスのProtonが発表した「Tech Fines Tracker」によると、2024年にテック大手5社(Amazon、Apple、Google、Meta、Microsoft)に科された制裁金の総額は82億ドルを超えた。この中でGoogleが最も高額な制裁金を科され、Appleは2番目となっている。
特筆すべきは、これらの制裁金がテック企業の収益力からすると極めて小さな影響しか持たないという点だ。Amazonは1日以内、Appleは約1週間、Metaは10日弱で制裁金を支払える計算になる。
Protonの政策責任者であるJurgita Miseviciute氏は「これらの制裁金は、一般市民にとっての駐車違反の罰金程度の影響力しかない」と指摘。より効果的な規制の必要性を訴えている。
なお、Appleに対する最大の制裁金は、音楽ストリーミングに関する競争法違反でEUから科された20億ドルだった。
(Source: 9to5Mac)
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EUのイチャモンって、EU圏の財政不足を制裁金で稼いでるようにしか見えないんだよなぁ。