記憶だけでAppleロゴを正確に描けたのは85人中1人、という残念な結果
【「MacBook Pro Retina」にワクワクしながらアートステッカーを貼ったら、すごい惜しい感じになった】
今の時代、街に出てiPhoneを目にしない日はない。スタバに行けばMacBook Air(またはiMac)を目にしない日はない。僕らの生活はApple製品で溢れている。
今、何も見ずにAppleのロゴを描け、と言われたらもちろん描けますよね?これほど毎日のようにApple製品を見ているということは、当然、あのリンゴマークを正確に描くことができますよね?
意外や意外、85人の学部生を対象としたUCLAの研究結果によると、85人中1人しか正確にAppleロゴを描けなかったと発表している!
人間は見慣れすぎているものを正確に記憶することをやめてしまう
この調査は「全体の形」「噛み跡のサイズ」「噛み跡の場所」「葉っぱの形」「葉っぱの配置」でAppleロゴの正確さを測定。項目を見ると意外と難易度が高そうだ。
実際に同調査で被験者が描いたAppleロゴの一部は以下の通り。完璧なリンゴマークを掛けた人は1人だけだったが、正解に近かった回答者は7人いたとのこと。
【img via www.tandfonline.com/doi/pdf/】
なぜこれほど正答率が低いのか。どうやら人間は見慣れすぎているものを正確に記憶することをやめてしまう傾向があるそうだ。つまり、「Appleロゴはリンゴマークである」という記憶が優先され、詳細のデザインディテールは記憶から省かれてしまうそうだ。
研究者はGoogleのロゴに関しても同様の結果になるだろうと分析。僕はGoogleロゴの配色を正確に描ける自信が1ミリもない。皆さんはどうだろうか。
なお、85人の被験者はMacユーザーもWindowsユーザーもいたようだが、大差無かったものの、一応Macユーザーの方がは正確だったようだ。
自分は正確にAppleロゴを描くことができる、という自信がある人はこちらで実力を試してみるべし!Macユーザーは左上のAppleロゴを見ないように!
(via Cult Of Mac)